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僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

トランギアのゴトクで、風防効果のありそうな三角形の物を見つけた。
ただしトランギア本体の2倍くらいの値段で、とても高価である。

写真を見る限りでは、金属板を3枚組み合わせてあるだけ。
これなら自作ができそうだと思い、作り始めた。

ところでトランギアに限らず、この手の物は寸法が公開されていないので困る。
真似て作られては困るからだろうか?
実際にどの記事を見ても、某メーカーの何々鍋と上手くセットできるとかいうだけである。

とりあえず、暇つぶしでもあり適当な寸法で作ってみる。
なにしろ、トランギア本体を持っていないのだから・・・

材料は、ステンレス板を使う事にした。
あちこちの投稿画像を見ると熱でかなり青光りしているので、アルミは不向きだと思う。
さっそくステンレス板を探したが、とても値段が高いという事が分かった。
あんがい、既製品を買った方が安上がりかもしれないと思う。

ホームセンターにあるステンレス板で、薄くて使えそうなものは0.5m厚しかなかった。
他は薄または厚過ぎるもので、本当はもう少し薄いものが欲しかった。

手っ取り早くしようと0.5mのステンレス板を買って、加工を始めた。
どうやって切断したら良いか、まずキッチン鋏を使ったら簡単に切れた。

今回はここで日没となり、作業終了とした。

そうそう、この日はとても風が強くて・・・
洗濯物が鯉のぼりのように真横になるほどの風が吹いていた。
実はこの風を待っていたのだ、ある実験のために。

スウェーデン軍飯盒とBULINクッカーセットBL100-Q1を、強風の下で試してみた。
それぞれ、付属以外の風防を一切使わずに使用してみた。
スウェーデン軍飯盒で米飯2合、BL100-Q1は豚汁を作る事にした。
ゴトクの作業をしながら実験するので、調理に手間がかからないものにしたのだ。

結果:
スウェーデン軍飯盒は、炎が煽られる音がものすごくて心配になった。
しかし難なく沸騰して、その後に自作の火力調節器を使い弱火にした。
風が強すぎて湯気の状態はまったく確かめられないし、焦げ始めの音も分からない。
フタを開けて中身の具合を確かめる事しかできず、適当に火から下ろして蒸らしておいた。
なんと、まったく普通に上手に炊けていた。

BL100-Q1は、いつまで経っても沸騰しない。
今回は多目の豚汁を作るために付属品でない鍋を使ったのだが、鍋のセット位置が悪かったようだ。
不完全燃焼を心配して、鍋を高めにセットしたために十分な火力が得られなかったと思う。
そうこうしているうちに燃料切れになってしまい、少々追加してから鍋位置を下げると沸騰し始めた。
しかし残念ながら手持ちのアルコールも無くなってしまったので、ガスを使う事にした。
さすがにガスのパワーはすごい、鍋位置が高くてもボコボコと沸騰する。

付属の鍋よりも大きいので、風防の上部が塞がれ過ぎて酸欠になるかと思いセット位置を高くした。
だが、これでは上手く火力が伝わらずに沸騰前に燃料切れになってしまった。

鍋位置を下げると風防の隙間が極端に狭くなるが、燃焼には影響がないようだ。

ガスのおかげでなんとか豚汁が出来上がった、ちなみに鍋フタは何度か風で飛ばされたので重しを乗せていた。

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