昨日は、夕方から息子と自転車のメンテをしていた。
たまにはチェーンをきれいにしたらどうかと言ったら、早速やってみようという事になった。

自転車のチェーンを外すには、チェーンを切る必要がある。
チェーンは輪になっていて、自転車のフレームと互いに鎖のように交差している。
だからチェーンを外すにはチェーンを切るか、フレームを切るのかを選択しなければならない。
この際、繋ぎ目のあるのはチェーンなので、普通であればばチェーンを切る事になる。

チェーンを切るといっても繋ぎ目にあるピンを抜くだけの事で、金鋸で切ったりはしない。
専用の工具があり簡単で、慎重に作業するだけで良い。

昨日は夕方から夜にかけて、風が強く寒くなってきた。
僕がやれば早く終えただろうが、息子は初めてだったので手間取っていた。
ガタガタと震えながら作業を続けて、終わったのは9時半を過ぎていた。

僕は傍で見ていたのだが、あまりの寒さに熱燗を飲むことにした。
このあいだ買ったばかりの123Rというガソリンストーブを使って、日本酒を温めたのである。

息子は自転車から外したチェーンを、灯油でジャブジャブ洗っていた。
「こんな近くででボウボウ燃やして、火事にならないか？」と言っている。
大丈夫だと答えたが、あまり信用していないようであった。

僕は危険物取り扱い免状を持っているから、まったくの素人ではない。
少なくともこの状況下で、火災の危険性はないと思っての事である。
もっとも、モールス信号の記事を見れば分かるとおり、何に関しても大した実力は持っていない・・・

話が逸れたが、この話は息子が熱燗の日本酒を気持ち良く飲んだ事を書きたかったのだ。
普段はウイスキーしか飲まないのに、よほど冷えたのだろうな。