僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
近所のスーパーで、山崎パンのフランスパンが2割引で売っていた。
まぁ一本くらい買っておこうかと思って、買ったのである。
続いて、また別のスーパーに行くと愕然、5割引きで売っている。
そうだ息子もフランスパンが好きだから、そう思って買うことにした。
帰宅して息子にパンを見せると、たいそう喜んでいた。
「今日は頭からかぶりつくかなぁ」と、・・・
ところで、こういった買い方はナンピン買だ。
平均額を下げるために、安い時に買い増しするのだ。
さて、今回のナンピン買いの効果はどうであっただろうか。
仮の計算で通常価格が170円として、2割引なら170-34=136円
5割引なら170/2=85円である。
悔し紛れのナンピン買いでそれぞれを1本づつ買ったので、2本の合計金額は136+85=221円になる。
これは1本あたり110.5円になり、通常価格の3割5分引きの金額である。
初めのスーパーで2本を買っていたら、2割引価格なのでチョッと悔しいかも?
2本目は次のスーパーで安く買えたから、少し気分が晴れたような気もする。
しかし本来は1本の136円で済むのに、2本分の221円を支払ったから差額の85円を余分に支出している。
ここで考えなければならないのは、フランスパンが2本必要であったかどうかである。
2本必要であったならば、そこそこに良い買い物ができたと納得できる。
しかし1本だけで良かったのなら、差額の85円分が無駄になってしまう。
我慢してもう1本も食べるか、別な食べ方を考えなければならない。
幸い我が家では、フランスパンを好む息子がいたから良かったと言う事になる。
自家消費する物のナンピン買いは、少し慎重にならないと損をする事がある。
半額で売っているからと、つい二つ買ってしまう事はないだろうか?
特に食べ物は飽きてしまう事があるので、あくまで人数分を安く買うことが基本だと思う。
最後に一つ、欲しい物をすべて最安値で買う事は難しいと考えた方が良いと言う事である。
数円を惜しんで何軒もスーパーを巡るのは、あまり得にならない。
徒歩で歩けば靴や腹が減るし、腹が減ると余計な物が欲しくなる。
自転車で行くとタイヤが傷むし、自動車ならガソリン代がかさむ。
それに、レジに並ぶ時間ももったいない。
行った軒数分だけ、何度もレジ待ちで無駄な時間を費やす。
なるべく近所で、そこそこの値段でさっさと買い物を済ませたほうが・・・