僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
先日やっと交換を終えた燃料コックは、前に書いたとおりコック単品ではない。
コック部分とキャブレター下部がセットになっており、仕方なく一緒に買う事になった。
ともかく、かなり古いカブの部品があっさりと入手できたので・・・
この部品の交換方法だが、大きな泥除けカバーを外さなければ難しい。
カバーを外したなら、柄の短いドライバーでキャブレター下部のネジを2本外せば簡単にできる。
そういう事なのだが、問題はキャブレター内に残っている燃料と燃料ホースの取り扱いである。
キャブレターの繋ぎ目から燃料が漏れだしてくるので、あらかじめキャブレター下部にあるネジを緩めて燃料を排出する必要がある。
ネジを緩めると燃料ホースとは別のホースから、キャブレター内の燃料が出てくるので垂れ流すか?
容器に受けるか、何か考えておかなければならないが、僕は垂れ流した。
ここで一服して、タバコに火をつけたりしてはならない。
ガソリンは引火しやすいので火気厳禁であるし、それでなくともこの時期は静電気の火花が発生しやすい。
また、工具類も乱暴に扱うと火花が散ることがあるので注意が必要だ。
次は、かなり深刻な問題がある。
燃料ホースを外さなければならないが、いきなり引き抜けばガソリンがジャーっと噴出する。
ホースの何かで締め付けてやれば良いのだが、けっこう丈夫なホースなので洗濯バサミ程度では役に立たない。
先の細いペンチなどで挟むと良いかもしれないが、古いホースなので傷がついたら困る。
いろいろ考えたが、ホースを二つ折りにする方法でやってみた。
ホースを引き抜いたらパッと二つ折りにして、洗濯バサミで止めるのだ。
少量の燃料漏れで止めることができたが、ガソリンが漏れた事には違いない。
引き抜く時にホースを潰しながらやったのだが、それでも多少の漏れは仕方がないな。
いずれにしても、火気には十分に注意して作業をすることである。
貧乏暇なしで手に入れたカブが、本当に火の車にならないように・・・