僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
今日は、なかなか手をつけなかったタペット調整をやった。
特に異変を感じていた訳ではないが、点検するために始めた。
エンジンの蓋を開けるのに苦労したが、無理やりガンガンとやって開けた。
開けたのは上側と側面の二か所で、マイナスドライバの巨大なものがあれば良いのだろうが・・・
側面の穴から見えるナットにレンチをかけてグルグルと回し、上側の穴から見て所定の位置に合すのだ。
この際、上死点と下死点の意味を理解しておく必要がある。
その後はタペットのカバーをねじ回して外し、中のネジを調整することになる。
ネジ回しの専用工具を買ったのだが、レンチでも十分にできる事だ。
タペット調整の専用工具を使ったが、上側のタペットについてはネジ回し部がキャブに当たってしまい少しだけ斜めになってしまう。
ネジ締めには大して力を入れる必要がないので、まぁまぁこれで使えると・・・
タペット調整は隙間合わせであり、ネジを回して適正な隙間を作れば良いだけの簡単な作業である。
隙間の適正値は決まっておりカブでは0.05mで、勘で探るのではなく隙間ゲージを使って合わせるのだ。
さっそく作業を始めたが、まずはやり易そうな上側から様子を見ると少し隙間が広い感じだったので調整した。
次に寝そべって下側を点検したが、とても作業がしずらくて首が痛くなってきた。
だが、幸いにも隙間が適正値だったので確認作業だけで済んだ。
調整後の試運転は、いつも通りで何ら変化は感じられなかった。
もともと異変を感じていなかったので、調整で大失敗をしていなければ変わらなくても当たり前という事だろう。
もっとも新品エンジンの様子が分からないので、今の状態に問題があるのかは全く分からない。
音で分かると言われてもなぁ。
ともかく、40年ぶりにカブのエンジンに手を触れたという事で・・・
当時はいろいろとやっていたがその後はサッパリで、セルフのガソリンも使ったことないし。
久しぶりの機械いじりも、楽しいものだと思っている。