今回は自動車での静電気対策である。
前に書いた自作の静電気防止スプレーで、かなり静電気対策はできた。
このスプレーは自動車にも効果があるで、自動車の椅子に吹きかけてやると良い。

自動車の静電気対策はスプレーが必須であるが、これだけでは完全ではない。
降車時にバチッと電撃を受ける事が多い人は、次のような儀式じみた降り方をすると良いだろう。

まず、ドアを開ける。

次にドアの付け根ではない側のボディにドアをロックするコの字形の部品があるので、その部品の金属部にしっかり触れる。
ちょうど腰から少し上あたりにある部品で、この部品にドアのツメが噛み込むような構造である。
ドアではなく、ボディに付いている金具なので間違えないように！

それから車外に足を出して降りるのであるが、この時にボディにあるコの字形の部品から手を離してはならない。
自動車から体が完全に出きって、両足が地面に着くまで手を着けておくことが肝心である。

以上のような降り方をすれば、降りた後でドアを閉める際に電撃を受けることはなくなる。
これまで20年以上この方法をとっているが、電撃を受けた事は一度もない。

この方法の唯一の問題は、強風でドアが煽られるような時にもう一方の手でドアを支えなければならない事である。
ちょっとばかり可笑しな格好になるが、電撃を受けるよりは良いだろう。
他に、ボディに付いている部品は普段は触るようなところではないので、初めての時は汚れているかも知れない。
最初に汚れを拭き取っておけば、その後はあまり汚れる事はないと思う。