僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
昨日の夕方、小雨が降っていてつまらなかったので手羽元の照り煮を作った。
そう、小雨の庭でビールを飲んで黄昏ていた時に、台所でとろ火で煮ていたのだった。
ビール後に清酒を飲みながら、出来上がったものを何本か食べたら旨かった。
そこで、今日のお昼は「手羽元の照り煮」と決まった。
後は魚肉ソーセージと玉ネギのみじん切りを塩コショウで炒めて、卵と一緒にガシャガシャと炒ったもの。
名前はないと思うが、要するに炒り卵で彩りが良い。
なんとも魚肉の匂いが懐かしい、戦後の皆が貧乏だった頃を思い出させるような。
さて、手羽元の作り方だ。
手羽元を10分間ほど茹でると、血や脂がアクとなって浮き上がってくる。
鍋から手羽元を取り出して、キッチンペーパーで鍋にこびりついたアクを洗い流す。
この時に菜箸(さいばし)を使うと、手を汚さずにできるよ。
また、手羽元を取り出さずにすれば、別な皿を汚さずに済むな。
綺麗になった鍋に手羽元を入れて、流水でよく洗う。
これもまた菜箸を使って、ぐりぐりとかき混ぜるような感じで洗う。
一旦、鍋の水を全部捨ててから、味付け用の調味液=煮汁を入れる。
これは目分量でやったので説明ができないのだが、煮汁は手羽元が完全に浸る量までとする。
もう見た目で判断するしかないが、この時の液は薄い醤油くらいの色の濃さになるよう。
煮汁は水、醤油、おろし生姜、みりんを混ぜて作る。
僕はあまり好まないが、酢を加えるのも良い。
鍋に手羽元と煮汁を入れたら、強火で煮立たせる。
煮立てばアルミホイルで落としフタをして、とろ火で20分間ほどコトコトと煮る。
時間が経ったら煮汁の味見をして、ちょうど良ければ汁を二割くらい残して捨てる。
もし薄味だったならば、そのまま煮続けてみる。
いずれにしても、煮汁が少なくなったら少し火を強める。
鍋の中の様子を見ながら、焦がさないようにコロコロしながら煮詰めていく。
手羽元がゴルフ好きの人の顔のような色ならOK。
それほど色が付かないようであれば、醤油を足してやれば良いだろう。
やがてすっかり煮汁がなくなり、手羽元がつやつやになったら出来上がり。
この時に、ごま油を少々入れて香り付けする。
煮上がった手羽元を口に入れると、あららポロっと肉が骨からはずれるよ。
少々時間は掛かるが、30分間くらいでは煮汁がなくならないのでビールを飲んでいる暇はある。
盛り付けはどうするか?
しらがネギとかトッピングすると、どこかのゴルフ好きな爺さんのようで・・・
なお、次回からは煮汁の濃さが分かるだろうから、煮汁を捨てずに無駄なく出来るだろう。
初めての場合は仕方ないから、薄味にならないように多めにするしかないね。