僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
時代が違ったと言えば、それで終わってしまう話がある。
ご飯を食べる時に使う「おはし」を英語にすると、二本だから chopsticks というように末尾にSが付くそうだ。
とりあえず、一つではないと何でも一番最後がSと・・・
es となる時でも なにしろ最後はSだから。
割り箸はどうするんだよ?
あの時に英語の先生が何と答えたかは、記憶にない。
さて、これからが本題の話である。
ビートルズという四人組みが流行っていた頃に、一人じゃないから S が付いていると言ったのはさっきの英語の先生。
僕もその頃にエレキギターをペンペンやっていたので、何かグループの名前でも付けたいなと思っていた。
授業中かそうでないかは忘れたが、何かの名前を考えて先生に言った事がある。
あんのじょう、グループなんだから一人じゃないから S を付けなければダメだと言うのだ。
この先生、分かってないと思った。
ビートルズだって、4匹のカブト虫グループがギターや太鼓を叩いているわけじゃないだろうに。
僕がそう言うと先生は、メンバーをカブト虫にたとえているんだと言うよ。
なるほどねぇ、いや、仮にそうだとしても・・・
僕は自分の考え付いた名前をメ、ンバーの一人ひとりにたとえようなんて思ってもいない。
グループだって単数形の名前を付けたいし、一人だって複数形の名前を付けたい。
先生には、その辺りが理解できないらしい。
キャンディーズという名前を付けた一人の女の子は、絶対に存在できない理屈なのだ。
たぶんイルカだったらOKなのだろうな、当時はいなかったが。(ただし、イルカは日本語だから初めから S が問題にならないか)
・・・ なんだか急にやる気が失せて、英語がよけい嫌いになった。
今の時代なら、男が女の名前を、また逆に女が男の名前だろうが気にする人は少ないだろう。
もっとも、本名であれば気にする人が多いと思うが。
時代の違いというものは、おかしなものだな。