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僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

今日は仕事明けで帰って来たが、風があって涼しそうなのでアウトドア!

スーパーカブに乗って、20Kmほど離れた小川まで行ってみた。
そこは二十年ぶりの所で、すっかり様変わりしていた。
バイクで走った道は変わらないのだが、それから歩いた道がすっかり変わっていた。
もう道と言うよりジャングル、ブッシュの中を獣道を辿っていたようだ。
途中で迷ってしまい、半ベソでなんとかバイクまで戻った。

携帯のGPSを使おうとしたのだが、ネット契約をやめてしまった為かGPS機能が使えないよ。
正直、完全に迷子状態になったのだ・・・
ああああぁ、涙目でグスンしながらやっと戻れた。

二十年の間に大雨が何度あったのだろうか、川沿いの崖が崩れて流れが変わっている。
やっと元からの道を探し出して歩いた光景は、どれも驚くばかりである。

川が洞窟から流れている。
撮影した場所は川面から5mくらい上の崖道からだ、落ちたら大変である。
が、大昔にここから落ちた奴がいるのだ。

その次の場所は何と言っても危なそうな場所で、大きな落石があったようだ。
ここは釣りのポイントであったが、昔はこの穴の下でビクビクしながら釣りをしたものだ。
その頃から大きな落石があったのだが、その後にも崩落したようで川が半分埋まっていた。
そんな時に居なくて良かったと・・・

ここからは、道が無いので川の中を歩く事になった。
迂回する登り道があったはずなのだが、さんざんに崩れていてジャングル状態で進めなかった。
ある程度の覚悟をしていたので、ジャブジャブと川を歩く事にした。

本来なら迂回路を登ってから、さらに山を登る道を辿りたかったのであるがアクシデントのために変更した。
それは突然に起こったのだ、右足の靴底がパカパカしたと思っているうちに外れてしまった。
もう、これでは山道をある事はできない!
だが諦めたくなかったので、片方が素足状態でも進んだのもつかの間。
なんと左足の靴底も外れてしまったのだから、最悪の事態となってしまった。

靴さえあれば、ジャングルでも進みたかったのであるが・・・
さすがに素足に近い状態では、どうにもならない。
もっとも、川の中を歩くのもそれほど差はないのかも知れないが。

川の中を歩き続けて、とりあえず当初の目的地に着いた。
目的地と言っても本来の地ではなく、川歩きに変えてからの場所である。
時刻は14時ちょうど、いやちょっと過ぎていたが・・・
自宅を出たのが12時ごろであったので、バイクで30分間要したとして1時半ほど歩いたのか?
やはり、迷子になったのが大きな時間ロスであろう。

さて、どこで引き返すか???
もっと進んで、この小川の源流に向かうか。
苦労してここまで来たので、最終目的地に行きたい!
だが、靴がダメになった上に、時間の余裕もなくなっているのだ。

平地では明るくとも、山奥の小川は両側が高い岸壁で暗くなるのが早い。
しかも道筋も変わってしまったので、五感が効かないだろう。
なにしろ、すでに迷子になっている訳だし・・・

そこで、とりあえずの目的の地で休憩してから帰ろうと思った。
今日は単なるバイクツーリングではないので、少しだけ装備をしてきたのである。
何のことはない、コーヒー・お茶と軽食である。

小さなラーメンも、いざという時のために準備した。
ただ、ラーメンを食べると腹を壊すので、かえって事態を悪化させるような気がしないでもない。

上の品物をウエストポーチに収納したところ、良い感じである。

火源はSvea123Rのガソリンストーブ、少々の風でも十分に機能するので選んだ。
重量はかさむがポケットストーブよりは安心感があるし、風を気にして風防を追加するよりも身軽そうな気がしたから。
他には、風に強いターボライター、水道水を小さなペットボトルに入れたもの、行き先が川なので最小限度の量だ。
プラスチック製カップ、インスタントコーヒーと漉し袋に入れた緑茶が飲料の基である。
スイスアーミーナイフ、ゴム手袋、軍手、ポケットティッシュ。
医薬品は一切携行しなかったが、本来は持って行くべき物だろう。

ウエストポーチとは別に、「お魚キラー」とビニール紐を10mほど持って初デビューに備えた。
これを休憩した時に使ってみたが、小さなエビが数匹しか獲れなかった。
なにしろ、川がすっかり変わってしまったので魚の姿が見えないのであるから仕方がないだろう。

「お魚キラー」仕掛けて、待つ間にコーヒーでも。

散々な目にあって帰ることにしたが、途中で面白いものを見つけた。
写真がボケているが、竹がくの字に曲がっているのだ。

この次に行ったら、この竹を根こそぎ取ってこようかなぁ。
それとも、このままにしておこうか?
そんな事を考えながら、底の抜けた靴で痛い思いをしながら山道を戻ったのである。
見かけは編み上げの格好いい靴であるが・・・
帰りのバイクではシフトチェンジがやりにくくて、ちょっと困ったよ。

さぁ、これで今回の話は終わりだ。
靴の底には用心した方が良いだろう、実は出掛けに靴には少し不安があったのだ。
20年も履いていなかったので、危ないのではないかと。
なにしろ、これまでにも何度か底割れや抜けの経験があったからだ。
みんなも、古い靴には用心するように!!

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