僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
飛騨コンロを手に入れてから四ヶ月経ち、少しばかり慣れてきたので細かい事を書く。
昨日の夕方、まぁいつもどおりに庭で涼んでいた。
たまには焼き鳥にしようと、飛騨コンロで炭火焼きを始める。
屋内で焼き鳥をすると、煙が多くてたまらないよ。
14cm角の小さな飛騨コンロなので、一度に焼けるのは三串が限度である。
スーパーで売っている小ぶりの焼き鳥なら、四串まで焼けると思う。
炭を入れるところは、握りこぶし位の大きさである。
ここに炭を小さく割り入れて火を着けているが、別に火熾しした炭を用意するのが良いのか?
初めの頃に空き缶で炭火熾しを作ったが、あまり使い勝手が良くなかった。
いや、火熾しの火源に台所のガスコンロを使おうとしたのが間違いであったのだ。
コンロの安全機構が作動して、ガス火が極端に弱くなってしまうのだった。
ともかく炭に火を着けたら全体に火がまわり炎が治まるのを待って、金網に串を乗せて焼き始める。
途中で何度か裏表を返して、だいたい15分間くらいで焼けるようである。
すると、飛騨コンロの火持ちがせいぜい我慢して一時間なので、60分÷15分で焼き回数は4回になる。
一回に三串で4回なら、12本の串を焼く計算である。
最後は炭火が衰えているので、網を外しコンロに串を直置きして火に近づけてやる。
こうすると、多少でも焼けが良くなるだろう。
屋内での焼き鳥は煙が問題であるが、飛騨コンロで鍋物をするのは屋内でもOKである。
小さな鉄鍋ですき焼き風に鍋物をしてみたが、火力と火持ちは十分であった。
さて、飛騨コンロの現況を・・・
まず外観であるが、さんざん焼き鳥や焼き肉を繰り返したので薄汚れてしまった。
飛騨コンロは土製なので洗う事ができず、サンドペーパーで擦れば良いかと考えているが試していない。
外側に巻いてある紙は、適当な紙で上貼りすれば綺麗になるだろうし。
今、一番気になっているのは内側のヒビ割れである。
もともと土製のコンロがヒビ割れするのは想定内で、それがために紙が貼られていると言う。
これまで20回ほど使ったが、いつまで使えるのか耐久性が気がかりなのである。
なお最近になって、飛騨コンロが壊れた時を考えて小さな小さな七輪を買った。
飛騨コンロを覚えると、炭火を楽しむ事がやめられなくなる。
魚など煙の少ないものなら屋内でも焼き物ができ、鍋物ものんびり楽しむにはちょうど良い。
また、燃費が安くて経済的である。
100円ショップで買った一箱の炭が五回くらい使えたので、カセットガスより安いだろう。
面倒なのは炭火熾しであるが、酒をチビチビやりながら待つのも良いし。
女房や女中に任せず、たまには自分でやるのも面白いものだ。
オトナのままごと遊びとしては、かなり良いと思う。