僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
これがtrangia(トランギア) アルコールバーナー TRB25である。
真鍮で作られており、初めて見た時には仏壇に使う物かと思ったが・・・
しんちゅうは、他に五円玉の材料として知られている。
写真の左上にあるものがストーブ本体で、この中に燃料用アルコールを注いで火を着ける。
右上のヘンテコなものは、火力調節と消火をするための被せフタである。
こげ茶色の円盤が可動式になっていて、フタの開口を増減する事で火力を調節する。
フタの開口部を全て覆ってしまえば、消火する事になる。
真ん中の下にあるものはネジ式のフタで、ゴムパッキン付きなので本体を密閉できる。
本体を密閉できるので、燃料を入れたまま持ち歩きが可能である。
ただし取り扱いに注意が必要で、本体やパッキンに小さなゴミが付着していると燃料漏れをする。
燃料漏れして持ち歩きできないというユーザーレビューを聞く事があるが、取り扱いの問題ではないかと思う。
本体やフタの当たり面の歪みや中心から放射状方向の傷があるようならば、それは別な問題である。
傷がある場合でも、同心円方向の傷ならあんがい漏れにくいだろう。
いずれにしても、一番初めに燃料漏れのテストすると良い。
万一、燃料漏れがあったならば交換をしてもらう。
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使い方
本体に燃料用アルコールを注いで、マッチやライターで火を着けるだけの簡単なものである。
だが、燃料を注ぐ際に少し注意する事がある。
燃料を注いで暫くすると、燃料の液面が下がってくるのだ。
ザァーッと注いでちょうど良いと思っても、僅かに間をおいて液面が下がる。
これは本体の構造上の問題であり、仕方がない事である。
この事についての話はあたり前過ぎるのか、ネット上で見た事がない。
次に、点火してから暫くは暖気運転のように待つ事が必要だ。
すぐに鍋を乗せると、不完全燃焼で嫌な臭いが出たり火が消える事がある。
気温にもよるだろうが、すくなくとも10秒くらい待つと良いのではないかと思う。
ところで、実際にこのストーブで煮炊きをするにはゴトクが必要である。
いろいろな種類のゴトクがあるようだが、ゴトクの事は別の記事に書くつもりである。
消火は、円盤板で開口部を完全に塞いだ火力調節用フタを本体に被せて行う。
落ち着いて、燃え盛る炎に静かにフタを被せれば良いのである。
この時に、火力調節フタの円盤板を取り付けたハトメ穴から小さな炎が出る事がある。
その場合には、軽く息を吹きかけて消してやれば良い。
消えない、消えないどうしようなどと慌てない事である。
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燃費について
燃料用アルコールは入手しやすくて・・・
これは、正直なところ??? である。
マツキヨでも在庫がなかったり、ホームセンターでも。
そもそも燃料用アルコールの、主な用途は何だろうか?
昔コーヒーサイフォンに使った事があり、今のホームセンターではコーヒー器具売り場に置いてあった。
現在、最も入手しやすいのはカセットガスだろうなぁ。
しかも価格が安くて、ガス缶一本あたり100円以下である。
燃料用アルコールは、500ml入りで400円くらいで売られている。
Amazonの解説では50mlで25分間燃焼するとあるので、一本の燃料用アルコールで250分間使える事になる。
ところが燃焼時間が長くても火力が弱いので、ガスの燃費と比較すると分が悪そうである。
この辺の事は難しい計算が必要だと思うので省くが、実際に使ってみてたしかに燃費が気になる。
どうだろう、実用価値がありそうかな?
燃料をたくさん入れれば一時間近く燃焼するので、決して使い勝手は悪くない。
ただ、いかにも燃料代が高くて・・・
ピクニックでお茶を沸かす程度なら、本体に燃料を詰めておけば燃料ボトルも不要で身軽である。
こういった使い方が、利にかなっているのかな。