僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
暮らしの設計 No2 「珈琲・紅茶の研究」
こんな本が出てきた、ずっと昔に書店で見かけて買ったものだ。
本のタイトルはカッコ良いが、中身は研究云々というものではない。
まぁ軽い読み物、そういった本である。
1980年の本だから33年ほど前、値段は1,600円かな。
今とは物価が違うので、かなり値段が高い。
当時はネットが無い時代だから、見たいものは本を買うしかない。
僕の珈琲と紅茶に関する知識の源は、この本である。
それにしても、この本が手元に残っていたとは・・・
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僕が初めて紅茶を飲んだのは、五歳くらいの頃だと思う。
隣の家のお姉さんが、僕を手招きするので。
そこで出されたのが、紅茶であった。
とても甘くて良い香りがする、なんと美味しいのだろうと思った。
そのお姉さんは、いつの間にか嫁いで行ったようだ。
顔も声もぜんぜん覚えていない・・・
たった一度の事であったが、僕はいつまでも美味しさを忘れなかった。
その後、何かのたびに思い出しては、紅茶を飲みたくなる。