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僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

B&O ベオグラム 4002 レコードプレーヤー
大昔、やっと手に入れたベオグラムは不良品であった。
お気に入りのレコードを聴いていると、時々音程が揺れる事に気付いた。
駆動ベルトの張りが悪いのかと調べたが、問題がなさそうである。

ターンテーブルに、回転を確かめるストロボ円盤を置いて眺めると・・・
やはり回転に異常がありそうに見えた。

さっそく輸入代理店に連絡して、新品と交換してもらった。
当時の僕はハズレ引きが連続していたので、不良品にたいして驚きもない。
原因はモーターのトルク不足不良とか聞いたが・・・
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ベオグラム4002は、リニアトラッキング式のピックアップアームである。
ピックアップアームが横にスライドして、音溝を追う方式である。
この時に、アームがモーターでレコードの中心方向に動くが、外周方向には動かない。
レコードの偏心がなければそれで良いのだが、偏心は避けられないので外周方向にも動かないと困る。
どうやっているのかと思ったら、何の事はない・・・
アームがほんの少しだけ、左右に対してフリーに振れるようになっているのである。
指でアームを左右に振らしてみると、中心方向に振らせた場合に度を越すとアーム移動のモーターが回り出す。
このようにして、アームが外周から中心に向かってレコード溝を追って行くのである。

ベオグラムの二本のアームは左側がレコードサイズを検出して、回転数を自動で変える。
右側が針の付いたピックアップで、レコードサイズに合った位置で針が降りる仕掛けだ。



針圧はアームの付け根にある四角い箱のような部分の目盛りを見ながら、ネジを回して調整する。
たしか、推奨の針圧は1g程度だったと思うが、かなり軽いと思っていた。
レコード溝の上っ面をかじっているだけではないかと、そのような気がしていた・・・

ところで、このプレーヤーの変わった所はもう一つある。
ターンテーブルとピックアップが一体となって、フワフワと浮いた状態なのである。
つまり、振動や衝撃を吸収するバッファ機構となっているわけだ。
これがどれほどの効果をもたらすかは、僕には実感できなかったが。
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ベルトの点検で思い出したが、ベオグラムの中を見るにはどうするか?
これもまた、筐体の開け方がユニークと言うか。
全体を囲う細い木製枠を手前にスライドさせると、上面のアルミ板を外せるのだ。
もう、細かい事は忘れてしまったが・・・
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オマケの記事:

これまで書かなかった事であるが・・・
現在のこのブログデザインは、ベオグラムを意識して作ったものである。

背景にはヘアラインのアルミ板、右サイドは木製枠を配置した。

一番上の横並びのメニューボタンは、マウスで触れると赤色の文字色に変化する。
これはベオマスター1900のインジケータを模したものである。
また、他のリンク部分がオレンジ色に変化するのは、ピックアップアーム先端の光を模したもの。

最も上のスライド画像は、今風のTVを模してみた。
昔のB&OのTVはカワイイ形をしていたはずだが、手元に資料がないので・・・
このブログデザインをした時には調べもしなかったが、たった今調べたらTVがあり驚いた。
http://www.bang-olufsen.com/ja/picture/beovision-11
なんだ、このブログとあまり変わらないTVじゃないかとも。

ついでに、もう一つオマケ記事。
B&Oは度々クリスマスカードとか、ノベルティの小物を送って来た。
新製品パンフレットなども送られ、この記事の写真はそのコピーである。
この時には「限られた人のための、限られたオーディオ」と謳い文句があった。

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