TVドラマ水戸黄門で、風車の弥七がいつもタバコを吸っている。
なぜ、弥七がタバコを吸うのだろうか?
本当は、あまりタバコ好きではなかったのかも。
それは分からないが、タバコを吸う理由はあったと思う。
弥七は忍者であるが、それが一番の理由かもしれない。
忍者にとって、火種はとても大事な物だったと思う。
タバコを理由にすれば、不審に思われる事もなく火種を持ち歩ける。
ごく最近の事で考えると、そのあたりの意味が分かると思うが。
例えばナイフ、刃の長さで所持が禁止されている。
更に、理由もなく持ち歩く事もダメだと・・・
護身用に持ち歩く事などは、とうてい出来ないらしい。
昔の火種もそれと同じで、やたら持ち歩く事は出来なかったのかもしれない。
火種があれば簡単に火を熾せるので、放火でもされたら大変である。
当時の消防は、消火の意味が無さそうだし。
そこで、タバコの為に火種を持つと言うなら、一応の名目が出来るわけだ。
と、いろいろと考えながら、僕はタバコを吸っている最中である。
そうそう、ナイフを持ち歩くには、リンゴも一緒に持っていると良いだろう。
リンゴの皮をむいたり、切り分けるために持っていると言い訳が出来る。
出刃包丁なら、鯛の一匹でもぶら下げていれば・・・
それにしても、窮屈な世の中になっていくものだなぁ。