今朝、息子がサイクリングに行く前の整備をしている時に、僕を呼ぶ声が聞こえた。
「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」バッハのカンタータじゃないのだから・・・
もう、とっくに起きているよ!
何の用かと思い庭に出ると、自転車の変速が出来なくなったとの事である。
最近の自転車の変速は、ブレーキレバーと一体になった複雑な物。
ちょっとした狂いで動作しなくなったり、いろいろ厄介である。
ワイヤーでも伸びたのだろうと思ったが、そうではないらしい。
ラチェットの爪が折れたのか、カチッとしない。
あれこれと試したが、埒があかず・・・
これはもう完全にレバーが壊れたのだろうと思い、自転車屋に修理を依頼する事にした。
やはり爪が折れていたが、アッセンブリーなのでレバーをそっくり交換する事になったと言う。
部品だけで一万数千円、これにハンドル巻きテープや工賃を含めて二万円ほど。
壊れたのは左側だが、左側だけが無ければ左右のセットになり部品代だけで二万円也。
Amazonでもそのくらいの値段で、びっくり仰天ものだ。
ネットで調べると、シマノ105レバー左側は故障が多いらしい。
場合によっては無償交換が出来た人もいるらしいが、時間がかかるだろう。
挙句に有償となれば最悪であるし、自転車屋任せで交換した方が手っ取り早い。
もちろん、大金の出費は痛いところであるが、時は金なりと諦めるしかないだろうな。
世の中が便利になるのは良いが、複雑になる傾向がある。
複雑になれば、些細な不具合事でも復旧には手間が掛かる。
僕は昔風のシンプルな方が、今流行りのものより余程良いと思うのだが・・・