正月早々からろくに動けないので、YouTubeやらいろいろ見ていた。
座っていられないので、PCも眺めるだけの毎日であった。
この数日前から、だいぶ良くなったので、こうしてブログを書く事が出来る。
さて、動けない時にお世話になったYouTubeだが・・・
違法かどうかはともかく、映画やTVドラマなどは下手なアップロードでなければ何ともない。
しかし、個人が作ったバックに音楽を入れた動画は、場面と不釣り合いだったり騒々しかったり。
中にはじっくり見たい動画もあるのだが、音楽がうるさくて・・・
かといって、音量を絞るとナレーションが聞こえなくなり意味が無くなる。
動画と音楽を合体して一つの作品にしたかっただろうが・・・
特に何かの解説をする動画では、たとえ僕が好きな音楽でも邪魔に感じる。
もっともライン川の風景にローレライの曲が流れていれば、それはまた良い作りだとは思う。
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ワープロが登場した頃、個人が簡単に活字調の印刷物を作る事が嬉しかったと思う。
手書きよりもガリ版印刷よりも、ずっとずっと重みがあり箔がつくと言うか。
同じ内容でも手書きでは相手にされない書類も、ワープロ製なら目をとおしてくれたり。
あるいは年賀状を印刷してみたり、当初はそれなりの効用があったはず。
活字には貫禄があり、知り合いの誰それが言うのと同じ事でも信用されていた。
新聞に書かれていたから、それは正しいとか・・・
それがこうじて、TVで言っていたから正しいと思ったり。
ビデオカメラも驚くほど安価になり、誰でも動画が作れる時代になったばかり。
ちょうど、ワープロが登場した時のように・・・
TVそっくりに、自分好みに動画を作れる事が楽しく嬉しいのだろうな。
だから、僕がバックの音楽がうるさいと言えるものではないが・・・
だが、解説をメインにする動画なら、なるべく無用な音楽を入れない事を願う。
バックの音楽のせいで、小さな音を聞き逃してしまうのは勿体無い。
何かのフタを閉めたときのパチッとする音、モーター音、ギヤ鳴り。
包丁が魚の骨を切る音、菜を刻む音で、包丁の運びや力の加減が分かるもの。
無用なバックの音楽は、五感の一つである聴覚に害をなしている。
もしも作者の自己満足的な動画でないのなら・・・