一昨日、息子が伊豆大島のみやげで「くさや」を買って来た。
僕には久しぶりの「くさや」であるが、息子は食べた事が無いと言う。
昨日の夕方、さっそく食べようと焼いて・・・
息子は強烈な臭いにあてられたようで、一口に満たない程だけ食べた。
くさや、格別に旨いとは思わないが、臭いだけは相変わらずだなと思った。
僕はカツオの塩辛が好きなので、少しキツイ臭いなくらいしか感じないのだが。
慣れないと、なかなかどうして・・・
近所の浜に近い道路を通ると、似たような臭いがする所がある。
イワシの干物を天日干ししている場所、所々にあり強烈な臭いを発している。
また、夏場に魚を積んだトラックが、臭いのする水を垂れ流して走ったあと。
陽に焼かれたアスファルト道路で熱せられるから、臭いが倍増する。
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たまには、こうした風変わりな食べ物も良い。
チーズも臭いし、納豆も臭い、タバスコも臭い・・・
魚の干物なんて、みんな臭いのだ。
くさや程ではないにしろ、似たような臭いだな。
その臭いを、匂いに感じられるかどうかが人により違うだけ。
さらに、香りと感じられるなら、それはもう至福の・・・
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傷んだ干物に納豆を混ぜて、蒸れた足を脱いだブーツに詰める。
ついでに傷んだイカとカツオの塩辛を混ぜるのも・・・
そして梅雨から夏の頃にじっくりと時間をかけて腐らせて、ドロリとするまで待つ。
このドロリをピザ生地に塗って焼き、仕上げに粉チーズとタバスコをかける。
そうそう、トッピングはフナ寿司がちょうど良いだろうか。
僕は、食べたくないと思う。