個人情報が漏れると問題が起こるという、バカな時代になって久しい。
もちろん昔から個人情報は慎重に扱うべきではあったが、今ほど気にする事はなかった。
数年前の年金問題でも分かるように、国の役所でさえズサンであった。
今はコンピュータやインターネットで何事も便利になったが、悪用の危険度が高まって来た。
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どこから漏れるのか、昔も今もダイレクトメールやセールス電話が毎日のよう来る。
電話の場合は応答しなければ済むが、ハガキや封書などの郵便物は対応が難しい。
不要な郵便物は受け取り拒否で、郵便ポストに入れ返す方法もあるが少々面倒である。
仕方がないので、自分で廃棄処分をする事になり・・・
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郵便物やメール便には、受取人の住所と名前が書いてある物がほとんどである。
こう言うと、受取人の名前がない郵便物があるわけないと反論したくなるかも知れない。
それは、住所が書いてなければ配達出来ないと考えるからだろう。
だが、受取人の住所と名前が無い郵便物やメール便も、数は少ないが存在する。
たとえば、地域の全戸宛の物であったり等・・・
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個人情報が分かる物は、郵便物など以外にも電気、水道、ガス等の検針票がある。
他にも、郵便や宅配便の受取人不在時の連絡票もある。
これらの票は小さい紙切れ同然で、郵便受け口に半ば差し込まれていたりする。
この中途半端な状態が最悪で、通りすがりの者が引き抜いて盗る事も出来る。
不在連絡票を盗って、本人なりすましで時刻指定すれば留守宅前で受け取りが出来てしまう。
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最近、請求書などがネットで見られるようになり、郵便物を使わずに済む方式が出て来た。
これならば、通りすがりの者の悪さからは守れそうな気もする。
だが、この方式は自ら情報にアクセスしなければならないので、とても不便である。
郵便物ならどこかへ置いておけば、各種を見落としする事なく見る事が出来る。
一方、ネットは各種の個別URIにアクセスしなければならず、見落とす事がありそうだ。

それでも銀行やクレジットなどの自動引き落としであれば、後に金額の確認だけは出来る。
しかし、詳細が分からないので、人によっては不便な事である。
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さて、いろいろ問題の種になりそうな郵便物など。
年間ではかなりの量になってしまい、廃棄をどうするか悩む。
溜め込むのは好きでないが、すぐに廃棄できない物もあり一時保存が知らぬ間に・・・

すると溜まった物をまとめて廃棄する事になるのだが、これが最も危ない。
雑多な情報が満載といたふうで、何もかも一挙に知れる恐れがある。
そこで、僕はシュレッダーで細かく裁断してゴミとして捨てる事にしている。
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我が家で使っているシュレッダーは、家庭用のクロスカット式で小さな物である。
コピー用紙で５枚までが一度に投入できるが、５枚をカットする音を聞くと苦しそうである。
もともとガリガリと大きな音が出るのだが、それがギュウンギュウンと変な音に変わる。
しかも、あまり大量に連続使用すると、モーター過熱防止のためか止まってしまう。
もしも止まってしまうと、10分間以上は動かなくなるので厄介だ。
もう十数年以上も前の安物のシュレッダーで、今のと比べてかなり低性能なのだろう。

それでも、シュレッダーが有ると無いとでは大違いだ。
手で破いたりハサミで切ったりしていたら、それは大変な労力になる。
しかも、たいがい肝心の住所や名前の部分が読み取れるように切れていたりして意味がなかったりする。

先日から少しずつシュレッダーを使っているが、半年も溜まるとけっこうな量である。
今日はゴミ出しの日なので、昨夜のうちにゴミ袋にいれたが、パンパンになっている。
細かく切ると嵩が増えるので仕方がないのだが、勝手に送られてくるゴミ同然の物に手間が掛かる事よ！