Amazonを眺めていたら、エンバーリット風の良く似たウッドストーブがあった。
名前はLIXADAと言うらしいが、何の事だか分からない・・・
さっそく買って使ってみた動画はこれ、画像クリックで再生する。
残念ながらチタンではなくステンレス製だが、価格は驚きの1/3くらいの2,135円で超安物である。
しかし、ステンレスの板厚は実測0.6mmで本物の2倍あるから強度はそれなりか?
本物と大きな違いは、底板に空気穴があるという事だ。
その空気穴で通気が良くなり、もしかすると燃焼し易くなっているかも知れない。
その他の違いはサイズで、一回りというか大きいのである。
重量は1.5倍くらいで470gとか、まぁ軽くはないが携帯に不都合はないかと思う。
Amazonで注文したら、中国から一週間ほどで届いた。
さっそく開梱してみると、ステンレス板の保護シートが着いたままである。
剥がすのは手間だが、傷だらけの物よりは気持ちが良いはず。
下の写真でトランギアは、大きさの比較で置いたもので付属品ではない。
中国製かぁと思いながら仮に組み立ててみるが、なんと仕上げが綺麗で驚いた。
バリ一つ無く、この手の中国製にありがちな手を切りそうな危うい所がない。
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ちょっと問題視しているのは、クロス字のゴトクである。
このゴトクがストーブ本体の上端より飛び出すので、重い鍋を乗せるのは無理かと。
耐加重は10Kgとなっているが、それはゴトクを外して鍋を乗せたほうが良いのではないだろうか。
ゴトクを改造して端面を揃えるか、または小さい鍋の時だけ使うようにするかだ。
後に気付いたのだが、このゴトクの上下を逆さまにすると本体よりも沈み込む。
そのような取り付け方をすれば、ゴトクを取り付けたままでも重い鍋を乗せられる。
実際にゴトクを使うような鍋ならストーブの上開口部より小さいだろう。
そうであれば、ゴトクが沈み込んでいても問題はないはずだ。
販売店の製品紹介の写真は、もしかするとゴトクの上下が逆だったのかもしれないな。
とりあえず、ゴトクを付けずに鍋を乗せて汁物を作ってみた。
長さ50cmほどの廃材木っ端を3本、枯れ葉を燃やして火をおこした。
風が強かったせいか、とても良く燃えていた。
15分間ほどで煮立ち始め、吹きこぼれする勢いで1時間弱燃え続けた。
なかなか燃費が良さそうで、ただの煮炊きなら十分な性能だ。
初めての使用後は、特に変形はなかった。
ムダに火を大きくすることなく、おとなしく燃やしたからかな?
焚き火のようにガンガン燃やせば、傷みは早いと思う。
なんでも大事に使えば長持ちするし、これは良い品物だと思う。