我が家では去年か一昨年頃から、灯油代と電気料金が激減したと言っても良いくらい節約になった。
その理由は、息子に灯油代金と電気料金の半分を負担させたからである。
さらに灯油は配達給油をやめて、ガソリンスタンドに行ってポリ缶で買うようにした。
その上さらに、給湯器タンクの給油作業を息子に任せたのである。
まず金銭的に灯油代金の負担が、かなり効き目があったようだ。
また給湯器タンクへの給油もポリ缶からするので、かなり手間が掛かる仕事になった。
そのため、息子は自分なりに灯油の節約を考えたようである。
電気もまた同様で、こまめにスイッチを切ったり。
あるいはエアコンの温度設定を変えたりと、やはりいろいろ考えたのだろう。
あと、Nクールも冷房温度の設定にかなり貢献したと思う。
たしか2℃くらい温度設定を変えられたので、電気料金の差は大きいかと。
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今、息子は家を出て新しい暮らしを始めたが、これまでの経験が役に立つだろう。
幼い頃からスーパーで買い物をさせ、なるべくコンビニで買わないよう教えた。
その時は単なるケチではなく、スーパーなら同じものが二つ買えると言ったと思う。
節約した金を貯め込む事は教えない、浮いた金をどのように上手に使うかである。
催しで、小さな容器で配られる豚汁の列には並ぶな、みっともない。
タダだからと言って何分、何十分間も並んでどうする。
みっともないという羞恥に置き換えて、時間を上手に使えと教えた。
浮いたお金、浮いた時間。
そのお金と時間で、お店で豚汁を普通に食べる幸せを味わえ。
もっと食べたければ、材料を買って自分で作れ。
炊事、洗濯、調理、なんでも自分で出来るように。
いろいろ経験をすれば、きっと仕事にも遊びにも役立つから。
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ともかく、自腹を切らないと節約なんて出来ないという事である。
節約ばかりの吝嗇で息が詰まる?
そうならば、節約しなくて済むように稼ぐ事を考える事だ。
何でも全部を満足する事は出来ないさ。