つい面倒になって手遅れになってしまうのが換気扇の掃除で、たいがい大掛かりな掃除になる。
あるいは、掃除を諦めて新しい換気扇に交換してしまう。
昨日は涼しかったので、意を決してというか覚悟をして換気扇の掃除をした。
脚立を使って、油っぽい所をガサガサと・・・
もう、考えただけでも億劫になる。
換気扇のカバーと羽は、いつものマジックリンで綺麗になった。
問題は羽の後ろにある開閉シャッター部分だが、これが本当に厄介なのだ。
今回の掃除では、新しい道具を用意した。
スチームクリーナー・・・
数年前からTV通販で宣伝していた、あの疑わしい道具だ。
そもそもスチームクリーナーを買う気は無かったのだが、ホームセンターで売れ残りを見つけた事で一転した。
値段があって無いようなTV通販製品のコピー品、でも1,700円くらいなら騙されても良いかと思った。
実は掃除に使おうと思ったのではなく、そう言っても掃除に関連する事なのだが。
浴室のカビ退治に使えそうなので、試して見たかったのである。
NHKためしてガッテンでカビ退治の話を少しだけ見たが、熱湯を掛けると良いと聞いた。
シャワーを高温にすれば良いとは思うが、天井付近は難しそうだ。
それに熱湯が飛び跳ねて、ヤケドするかも知れないし。
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コピー品のスチームクリーナー、思ったとおり掃除には大して役立たない感じである。
まず、スチームを連続して出せないのが一番の困る事だ。
数秒間ほどで圧力が下がり、虫の息ほどのスチームしか出なくなる。
それから圧力が上がるまで一分間くらいは待たなければならない。
しかも、公称で3気圧とかいう低圧なので、汚れを吹き飛ばすには力不足である。
もっとも、あまり圧力が高くても汚れが飛び散って困るのだが。
なんとか騙しながら、換気扇のシャッター板の汚れをだいぶ落とす事が出来た。
でもなんだか不満があって、パーツクリーナーも使いたくなった。
ところが、あいにくパーツクリーナーは空缶であった。
しかたなく、キャブクリーナーを使ってみた。
なかなかいい感じで汚れが落ちたが、このクリーナーはけっこう高価なので勿体無くなって来た。
もうそのへんで良いだろうと思い、終わりにした。
あと、出来れば屋外から換気扇シャッターの外側を掃除したいと思う。
マジックリンを吹き付けて、大き目のブラシで擦れば良いかな?