母と僕はそれぞれ、異なる炊き方の白米飯を食べている。
それは母が胃全摘したので、柔らかい白米飯を食べるようにしたからだ。
二種類のご飯を炊くのは面倒なので、数日分を一度に炊くようにして手間を省いている。
炊き立ての熱いご飯を一食分ずつラップ包みで小分けして、冷蔵庫で保存すればよい。
このように数日分を一度に炊いていると、たまにご飯が終わっている事に気付かない事がある。
母のご飯は毎食なので残り数に注意しているが、僕のご飯は不定なのでウッカリする。
昨夜の分もウッカリしていたので、ご飯を食べようとしたらご飯が無かった。
ご飯を炊く事も考えたが、飲酒していたので飲酒炊飯は良くないと思い・・・
もう億劫になっていたので、代用食で済ませる事にした。
冷蔵庫を眺めると、都合よく一袋の「ゆで蕎麦」が見つかった。
この蕎麦は年末に年越し蕎麦として食べるために買ったもので、その残り分である。
そもそも二人分の蕎麦を用意するだけだが、いつも、もう一人分として余分に買っている。
いつだって不意の客など来ないのだが、念のために一人分くらいと考えての事だ。
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ゆで蕎麦を見つけたので、ご飯代わりに食べた。
ふと、賞味期限とか気になって。
この明け方に、目が覚めた時に急に・・・
喉が渇いていたので、冷蔵庫にある飲料を取り出すついでに台所のゴミ箱を見る。
すると驚いた事に、蕎麦の袋に印刷された賞味期限は1/13となっている。
ずいぶんと長持ちするものだと思い、見直してもやはり間違いない。
これまで気にしていなかった蕎麦の賞味期限であったが、メーカーによって異なるようだ。
安物ほど長持ちするような感じだが、たしかに我が家にあった蕎麦は安かったはず。
この写真は大晦日の蕎麦だが、昨夜はエビの天ぷらがかき揚げに変わった。
蕎麦のつゆは濃さの加減が難しく、食べ始めの熱い時と中ごろでは味の感じ方が変わる。
もちろん食べ終わりの時に満足感が出せるようにしたいのだが、なかなかどうして難しい。