たまにはカップヌードルを食べようと思った訳ではないが、先日はチリトマトヌードルを食べた。
腹を壊すので二十年くらい即席麺を避けているが、それまでは特に嫌う事もなく食べる事は出来た。
どのくらい食べたのか思い出せないが、せいぜい月に3個くらいではないだろうか。
中学生の頃の一時期は、週に2~3回の頻度で一度にラーメンと焼きソバの二つを食べたと思う。
それはカップ麺でなく袋入り麺で、近所に調理して提供する学生向けの店があった。
小売のラーメンと同じ値段で調理されたものを食べられるのだから、子供らには人気があった。
たしか35円だったと記憶しているが、それを二つで70円、さらにコーラを一瓶を飲んで。
コーラも35円なので合計で105円で放課後の腹は満腹になり、それから遊び歩いたものだ。
勉強などというものは宿題も含めてやる気がなく、ただ毎日を遊び暮らしていた。
さて、チリトマトヌードルを初めて食べたのは30年くらい前の事である。
ラーメンにしては変わった味付けだが、不味いとは思わず斬新な味だと感じた。
僕はカップ麺を風変わりな食べ方をして笑われた事もあるが、チリトマトヌードルも大差ないと思った。
普通味のカップヌードルに湯を入れて作り、いざ食べる時にスープを捨てて牛乳を入れる。
それが、僕が当時やっていた風変わりな食べ方だった。
たまに職場の昼食時に食べていたのだが、どうも皆には理解できなかったようだ。
先日チリトマトヌードルを食べる時に、少し味付けに物足りなさを感じた。
そこで、チリビーンズを作る要領で香辛料を追加したらちょうど良い味になった。
なんの事はない、オレガノ、クミン、パプリカ、レッドペッパーを好みでパラパラと振り掛けただけ。
これなら、風変わりという事もなく・・・
また、これ以上は何もしない方が良い気がして、そのまま食べた。
まぁ、いいんじゃない!