何日か前の事だが、無人野菜売り場でズッキーニがあったので買って来た。
もう十年くらい前から地元でズッキーニが出回り、今や珍しくもない野菜なのだが高値である。
適当な太さであるが、一本で30~50円くらいの値付けがされている。
もちろん、スーパーなどでは80~100円以上の値段だから、無人売り場は安いと言えるが。
僕はズッキーニのようなふにゃふにゃで、しかも味がハッキリしない野菜は好まない。
何年も食べているが、いまだに旨いと感じないし、無くても困らないと思う。
ただ、たまに買ってしまうのは、もしかすると旨みが分かるかも知れないと期待しての事だ。
そこまでしてズッキーニを食べずとも、適当にはいはいそうですかと思えば良いのになぁ。
ズッキーニを買うと、必ず作るのがラタトゥイユである。
実は、これも旨いとは思わないのだが、前述のとおりに期待感を持っての事だ。
今回ズッキーニ以外は、玉ネギとピーマンしかメインの野菜は使わなかった。
使いたくてもナスはまだ高価なので買っていないし、パプリカなんぞ普段は使わないからな。
そして、いつもどおりに野菜を順番に炒めて、刻みトマトで煮込んだ。
まったく、いつでも同じ味になる訳ではないが、ほぼトマトケチャップで煮たような味になる。
もちろんトマトケチャップは使っておらず、ニンニク、ローレル、タイム、オレガノの香辛料と塩だけ。
材料のコストを考えると刻みトマト缶を使うか、トマトケチャップを使うか迷うかな?
ただし、ケチャップは甘味があるのでちょっと違う料理になってしまいそう。
まぁ、そのような事はどうでも良いし、日本の庶民が外国料理を再現しようとしても無理がある。
ともかく、僕としてはさほど旨いとは思わないが、ビールを飲むのに軽くてちょうど良いかと。
そのうちお腹が空いて、フランスパンの輪切りに乗せてパクパク食べたりした。
でもなんだなぁ、やはりナスを使わないとイマイチ・・・
去年はもっと暑くなって、庭のナスが採れるようになってから作ったのだろうか?
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