カセットコンロに使うカセットガス缶には、長さが短い小サイズの缶がある。
イワタニの製品ではジュニアと言う120g入りの缶で、よく見かけるガス缶の半分ほどの容量になる。
このガス缶は一人用の小さいコンロにピッタリ納まり、卓上で邪魔にならずに見栄えも良くなる。
ただし今のところは特殊なサイズといった位置づけになるためか、価格には割高感がある。
だから、僕の普段使いは普通サイズのガス缶ばかりで、ジュニア缶を使った事がない。
ずいぶん前から、自分でジュニアサイズの缶にガスを再充填をしてみたいと思っていた。
再充填をする用具はネット通販で見かけていたが、いかにも値が高くて手が出ない。
しかしネット上には当然のように、ガス充填用具を自作した例が幾つかあった。
ごく簡単に作るなら材料費も100円ほどで、難しい工作もなく出来るようだ。
そのうち、気が向いたら試してみようと思いながら月日が経った。
今日の昼頃にホームセンターで、4mmのスペーサーという短い金属管を買った。
いよいよガス充填用具を作る気になって、材料を入手したのである。
このスペーサーと称する金属管に、網戸用の丸いゴム管を押し込めば完成という。
実際に作ってみると、ゴム管の押し込みに少し手間取っただけの数分間で出来上がった。
これで僕もジュニア缶を、繰り返し安価に使えるようになった。
もちろんガス缶の耐久問題などがあり、どこまで安全に使えるかは分からない。
LPガスボンベと違い有効期限や定期検査もないし・・・
ただ、数回程度なら大丈夫だと根拠もなく思うが、どうだろうか?