Amazonで注文したLEDが中国から届いたので、検品に点灯を試してみたら全数OKだった。
赤、青、黄、緑、白の5色が20個ずつ合計100個入りで、送料込み200円弱の格安品。
ディジタル式のテスターにダイオード測定機能があるので、LEDにテスト棒を当てるだけ。
極性が正しくLEDが不良品でなければ、明るくはないが一応はLEDが光る。
昔のアナログテスターは抵抗測定時に赤棒がマイナス、黒棒がプラス極性で電圧がかかっていた。
今のディジタル式では赤プラスで黒マイナスなので、時には勘違いしないよう注意が必要だ。
さて、簡単な検品を終えたLEDをどうするか・・・
実はLEDに使い道があっての事ではなく、ただ安いからと値段につられて買っただけ。
とりあえず、基板上でLEDを点灯してみようか。
小穴がたくさんある基板、何度か見た事はあるが使うのは初めてである。
部品を穴に差し込むだけで半田付けが要らず、回路の試作に重宝するようだ。
これもAmazonで100円で買ったが、中国から郵送だと10日以上かかり急場には間に合わない。
だが僕は何のあてもなく部品集めとして買ったので、価格優先で納期の問題はないのだ。
LEDを点灯するには電流を抑える抵抗器が必要だが、30年以上前からの手持ち品があった。
その頃はAmazonは無い時代なので、秋葉原にあるような電気部品店で買ったと思う。
数百本の抵抗器やコンデンサが一袋に入っており、カラーコードを読み更にテスターで実測。
安い買い物なのだが手間が掛かってしまい、それでもいつ使うか分からぬ物に大金は勿体なく。
そして、いまだに大量に残った抵抗器の一部がケース入りで我が家の何処からか見つかった。
しかしまぁ、情熱があったと言うか暇だったと言うか、よく小分けしたものだと今さら感心する。
LEDに繋ぐ抵抗器の抵抗値の計算は、ネット検索で引用した計算フォームを使うと簡単だ。
手計算でも簡単な式だが、何度かメモリーとか押したりと、うっかり者の僕には間違いのもと。
抵抗計算フォームではLEDの電圧や電流を入力しなければならないが、今回のLEDは得体が知れぬ。
そこで、まぁだいたい一般的な値で計算をして・・・
まず黄色のLEDを試すと、それなりに明るく点灯したのでホッとした。
使った電源は、我が家にあった何かのACアダプターで出力は12V-0.8Aと表記がある。
12Vもあれば4個くらいLEDを直列に繋げそうだし、今度は青と赤の二つを直列で点灯してみる。
いつもながら、回路を作って初めての電源投入は緊張する。
こんな簡単な物でも、パチンと破裂しないか燃え上がらないかとか心配の種は尽きない。
まぁ、おかげで感電もケガもなかった臆病者の勝ちと言えない事もない。
子供の頃に、整流管をダイオードに変えようとして使ったダイオードが規格外だったらしく。
電源を入れたとたんに煙と異臭が出て、それに懲りたのが始まりだったと思う。
ともかく、青と赤のLEDを直列で抵抗値を再計算してスイッチON。
おお、点いたついたTwitterじゃないが・・・
でも、ホントこれ、LEDを何に使おうかと考えてしまう。
クリスマス電飾なんて既製品を買った方が安いし、今さらもう何か新たな物をというのは難しい。
原点にかえって、そこはパイロットランプに使おうか。
でも、パイロットに使う元になる本体機器は何かな???