いつか最近の事であるが、目覚まし時計の不具合で朝の起床が遅れた事がある。
それまでに目覚まし時計の怪しい挙動に気づいていたのだが・・・
何かと不具合が連発し始めたので、目覚まし時計の買い替えを考えていた。
そして昨日の朝は時刻にアラーム音を発したが。その後のスヌーズ解除に手間取った。
SEIKO CLOCK(セイコークロック) PYXISアラーム2チャンネル電波デジタル目覚まし時計 NR529S
数年前に近所のホームセンターで、たしか900円くらいで買った。
使い勝手が良かったので、その後にもう一台を買い足している。
ほんとうは、円形状の文字盤に長短針のアナログ表示式が欲しかった。
アナログ時計を経験しない者は感じないだろうが、僕にはディジタルの時刻合わせは面倒である。
昔の機械式なら時計裏側の小さなネジで、あっという間に現在時やアラーム時をセット出来る。
その他にも、円形状の文字盤から時間の絶対時刻や時間帯に認識がしやすい。
いろいろ欲求はあるのだが、価格いわゆるコストパフォーマンスを考慮して安物買いになった。
もちろん、後で買い足したのであるから決して悪い物ではない。
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その安物の目覚まし時計が、いよいよ目覚ましとしての信頼性が低下してしまった。
どうやら機械式スイッチの作動不良らしく、接触不良という状態だと思う。
それでは買い替えでAmazon注文しようと、この目覚まし時計の商品ページを見て驚いた。
なんと、今頃になって3千円以上の値段になっているのだ。
せいぜい千円くらいだから使っているのであって、3千円で買う気にはならない。
類似品を探すと千円くらいの物もあるが、本機のようにアラームスイッチが二つではなかった。
ディジタル式は操作が面倒なのだが、本機のアラームスイッチはだけは重宝している。
アラーム1とアラーム2がそれぞれ独立した機械式スイッチでOn・Offできるのだ。
手間をかけてアラーム時刻設定の呼び出しせずに、ただスイッチOnでアラームを有効に出来る。
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目覚まし時計の復活・・・
とりあえず機械式スイッチの接点復活をしようと思うが、その理由はこうである。
さっそく目覚まし時計を分解すると、アラームセットはスライド式スイッチ。
時計の上部にある細長いバーの押下を受けるのは、モーメンタリのタクトスイッチで6mm角か。
どちらも手持ちがなく、たとえ有ったとしても半田づけを溶かしてスイッチを外すのは難しい。
何十年も遠ざかっていると、今の僕の技能では通用するはずがない。
よく言う身体で覚えれば一生ものだとは、あれは嘘っぱちだ。
たしかに継続していれば衰えないのだろうが、やらなくなってしまうと自転車乗りさえ危うい。
よし、はい面倒だから・・・
接点復活材をぶっかけてやれ~!
タクトスイッチだけではない、スライドスイッチにも僅かな隙間を目掛けてスプレーした。
すると、期待どおりに接触不良が治った。
この接点復活材は疑心暗鬼で買ったものだが、とても役立っている。
これまでの出番は少ないかったが、使う事になれば一番のものだと思った。
ちなみに、このタクトスイッチは別の目的・用途で10日ほど前に発注してあった。
その事もあり、もしも接点復活材でダメならスイッチ交換すれば良いと判断しての事である。
たまたま同種のスイッチであった事に、少しだけラッキーとか驚きとかを感じた。
まぁ、よく考えてみると定番のスイッチだとも思うが・・・
なお10日前の注文なので、遠い中国からはまだ届いていない。