今日は大胆にも、掃き出し窓に使っている安物カーテンの縫い合わせをミシンで補修した。
この掃き出し窓は安物カーテンを容易に使えるようにと、カーテンボックス式ではない。
おかげで思惑どおりに気兼ねなく、ホームセンターなどで安物カーテンを調達できる。
その安物カーテンであるが、安物だからと考えなしに洗濯機で洗濯をして・・・
気付いたら、あちこちの縫い目がほつれてしまった。
安物だから買い換えれば良いのだが、今年はどうしたのか安物が見つからない。
つまり、いろいろ値上げになっているのだろう。
そこで、新規導入したミシンを使って補修する事にした。
まだ糸調子も怪しいのだが、とりあえずカーテンのほつれ程度ならと試してみた。
手縫いのやり方も分からないのに、いきなりミシンで縫うとは・・・
まぁ、やってみるかと!
ミシンを使わない時には、押さえを下げて置くのが良いと思うのだが、そうなのだろうか?
僕の理屈では、押さえが下がっているとスプリングが解放になって各部の負荷が少なくなる。
そのような考えから、送り歯を傷めないように薄紙として付箋を敷いて押さえを下ろしている。
カーテンのほつれ・・・
数か所にほつれが有り、端から改めて縫い直したいと思ってしまう。
しかし、まだそこまでの技量は無いので部分的に直すだけにする。
まず、縦方向をビクビクしながら縫ってみる。
次は裾の折り返しを縫うが、さすがに安物カーテンなので初めから柄ズレで縫われていた。
どこぞのアジア国製だと思うが、見えなければ良いというのだろうか・・・
僕が今さら直す事など出来ないので、すっかり同調して裏の柄ズレは無視する。
裾の端も、もちろん縫わなければならない。
ちなみに、反対側の端はほつれていなかったが、ついでに縫い直しておいた。
裾だけではなく、上の方もほつれていた。
カーテンの安全ピンは、去年の暮れに一時しのぎに付けた気がする。
この部分も反対側は大丈夫であったが、ついでに縫い直しをした。
特に遠目で変わりはないが・・・
安全ピン止めよりもミシン縫いの方が良いに決まっている、と思いたい!
初のミシン縫いを終えて・・・
さすがに幾重にも重なったところはミシンが動かず、手回しでやりすごした。
せいぜい10cmにもならない長さなので、それでもミシンが壊れないか心配しながら。
厚物の縫い始めは押さえが効かないというが、今回は逆に押さえの向こうが厚くて手前が薄い状態があった。
やはり、その状態では送りが効かずに布が進まなかったが、手前に厚手の下地を置くわけにもいかない。
布地を反転して逆方向に縫えば良いのだろうか?
たとえば、紙をとめたホッチキスの針を横から見たような、両端が折り返しで厚い状態。
あと、ずっと前から思っていたのだが。
表裏の考え方というか、糸調子が正確に調節されているなら縫い目の表裏は無いのか。
もちろん、直線縫いの場合の事なのだが。
もう一つ、縫い始めと終わりの返し縫い。
初めは端から始めて戻りまた進めるのか、それとも少し先から戻し縫いをして端に達してから進むのか?
また、縫い終わりは端まで縫って戻り、また端まで進めるのか?
なんだか良く分からない・・・
とりあえず、今日は色糸のボビン巻きから始めて約一時間ほど。
いろいろ考えながら、楽しく実用的な事が出来て良かった。