今年の春から一人暮らしになってしまったが、食事作りに工夫が必要だと感じている。
このところ、味噌汁をどのように作るか、美味くて短時間で経済的に作る事を試している。
味噌汁は出来立てが美味いと言われているが、たしかに本当の事だと思う。
だが一人分量だけ作るのは、数人分を作るのと手間が変わらず効率が悪いと思う。
そこで試しているのが、インスタント味噌汁方式を真似て椀に湯を注ぐ作り方である。
椀に生みそと具材を入れて、ケトルなどで沸かした湯を注ぐだけ。
具材を乾物にすれば手間いらずで作れて、ごく短時間に食材の無駄が無くて経済的だ。
はじめからインスタント味噌汁を使う考えもあるが、それは不経済である。
たとえば、今は次のように味噌汁を作っている。
一椀分として生みそ20gと、具材として乾物のワカメと麩か高野豆腐を併せる。
生みそは1Kg袋入りが300円ほどで買えるので、一椀分が20gなら50椀分の量となる。
したがって一椀分の生みその価格は 300円 ÷ 50椀 = 6円。
具材は好みで使用量がハッキリしないが、一か月分が100円ほどで済んでいると思う。
たまには味噌汁でなく、とろろこんぶで醤油味の汁にしたり。
ひたしに茹でたほうれん草など菜っ葉を少し冷凍保存しておいて、具材に使ったりもする。
それでもインスタント式に飽きた日には、二人分量を鍋で作って残りを冷蔵庫で保存。
さすがに、味噌汁の残りを温めなおすと旨さ半減だが・・・
こんな感じで毎日の味噌汁を作ると、さほど苦も無く経済的だと思う。
味噌は一椀で6円だから一か月30日と30椀として180円、それに具材100円くらいを加算。
合計で280円なので、逆算すれば一椀あたり9円ちょいくらいだ。
インスタントの生みそタイプ味噌汁で一袋10円くらいもあるが、あれは具材がごく少ない。
それなら味噌と具材を自分で用意して作った方が、既製品より安くて具だくさんになる。
なにより、鍋を洗う事もないので、洗い物の手間や経費が省けて楽ちんだ。