僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
前回に続いて、調整した事を書いておく。
これまでに手を加えた内容は以下のとおりである。
1.カセットガス取り付け金具の爪を調整するも、折れて失敗したので針金で応急処置。
2.ガス器具取り付けスタンドの三脚の高さが不揃いでガタつくので、三脚をヤスリで削って高さを揃えた。
3.ガス器具取り付けの締め付けに大きな力が要るので、取り付け部分を調整中
これから書く事は、三番目のガス器具取り付け部分の調整についてである。
アウトドア用のガスは太っちょガス缶は、ガス器具を直接取り付ける構造になっている。
今回のアダプターは、そのガス缶と同じ構造に三脚を付けたものである。
取り付け部は周りに縁があり、真ん中にある外ネジが切られた突起が縁より少し出っ張っている。
突起の真ん中は穴があり、この穴の中には棒が入っている。
一方、ガス器具のガス缶結合部には真ん中に細い突起があり、ガス缶の棒を押す仕組みになっている。
ガス缶のネジになっている突起にガス器具のネジ穴を合わせて取り付けると、ガス缶の突起内にある棒が押されてガスが通る事になる。
今回のアダプターの不具合は、ガス器具をかなり強く締め付けないとガスが出ないという異常である。
この原因は、ガス器具の突起がガスと同じ構造の突起内の棒を十分に押していない事に他ならない。
いろいろ調べた結果は、ガス器具に問題はなかった。
アダプターのガス器具取り付け部が、ガス缶と同じに仕上がっていないという結論になった。
そこでアダプターだけに限って原因追及すると、突起が縁に対して垂直ではなくて斜めになっている事が分かった。
縁の付け根には三脚があるのだが、三脚の開度を決める部分が縁を押し上げていた。
この状態ではガス器具が真っ直ぐに取り付けられないし、結果的に突起内の棒の押しも不十分になる。
さっそく、問題の部分をヤスリで削って修正した。
症状はかなり改善されたが、まだまだもう少しといった感じでだ。
更に原因を追究すると、突起の出っ張り加減が影響しているようである。
縁からの突起の出っ張りが少ないと、突起内の棒を押し切れないという事だ。
ただし、このあたりの加減はクリティカルだと思うので・・・
だからと言って諦める気にはならない。
三脚取り付け部に薄いワッシャーが入っていたので、これを外したところ大正解!
やっと、まともに使えるようになった。
安物買いの銭失いと言うが、この製品にはピッタリの言葉だと思う。
僕は暇だったし興味があったから遊びの好材料となったが、そうでなかったらクレームで返品の対象だ。
それはともかく、設計や製造段階で何とかしようと思わなかったのかな?
外観だけ似ている物が出来れば良いという、インチキコピー品とはこのような物なんだな。
なお、この製品は元があってのコピー品であるかは知らない。