僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
自作のモールス練習ソフトはWaveファイルを操作するので、作るのが面倒だった。
そもそもWaveなんてどんなものか知らなかった。
ネット検索でチョイチョイと調べて、少し分かった。
ファイルの頭に、ファイルデータに関する情報が記録してあるそうだ。
ただし、普通にメモ帳で開いても見ることはできない。
特別な方法で書き込んである。
そこで、必要に迫られてツールを作った。
ツールを作りながら、だんだん理解が深まったような気がする。
やはり、なにか行動を起こさないと、検索記事を眺めているだけではダメだと思った。
実際、たいした事が分かったわけではないが・・・
自作ツールの外観はこれだ。
File1、2のアドレスバーに、Waveファイルをドロップするとファイル情報を表示する。
二つのファイルがある場合は、ファイル情報の相違を = <> で通知する。
ファイルサイズ以外が同じなら、連結ボタンで二つのファイルを連結する仕組みだ。
その他に相違点がある場合は連結ができないわけではないが、期待通りの結果にはならない。
相違を変換して整合する機能を付けていない、簡易ツールだから。
下は、連結したファイルの情報を表示したもの。
一番下のファイルサイズが音データのサイズで、上の画像の二つのファイルサイズの合計と同じになるはずだ。
果たして、File1(57856) + File2(58112) = 115968 となっている。
ところで、先頭のほうのファイルサイズは音データ以外を含めたサイズなので、不一致でも問題はない。
データに作者の名前などが書かれている等、よく分からないが他にもあるのだろう。
これはファイルサイズ以外に不一致がある例だ。
このようなものを連結すると、早送りのような音になったりして面白い事もある・・・
このツールを作るのに、寝食仕事を忘れることはなかったが、二日もかかってしまった。
もちろん、これはモールス練習ソフトに組み込まれて内部で符号音の合成時に活躍している。
しかし、しかし、しかし
ホントこんなはずじゃなかった。
もっと簡単にいくと思っていたのに、すっかり本末転倒にはまり込んでしまった。