僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
サカイトレーディング CAR BABY FHI688-B1
安物のバーベキューのコンロを、Amazonで買ってみた。
いきなり不良品が届いたが、すぐに返品交換の手続きをして代わりの品が届いた。
Amazonのレビューでは多少の問題があるようだが、あんがい評判が良い。
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商品の仕様
サイズ:約310×310×220mm
重さ:1385g
キャリーバック付き
パッケージ傷みあり。
商品の説明
スペースも取らず、持ち運びがとっても便利なバーベキューコンロ
安っぽいキャリーバッグが付属します。
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最後の「安っぽいキャリーバッグが付属します」というのが笑える。
さて、このBBQコンロの使用感を書いてみる。
寸法はキャンプ場で入手できるマキを入れられるとレビューにあるので、問題なさそうである。
重量は1.4Kgほど、外観が類似する他の物よりかなり軽いようだ。
安っぽいと言うキャリーバックは、そこそこシッカリしていて安っぽさを感じなかった。
価格は1,900円~+数百円程度であり、ステンレス板で自作するよりも大幅に安い。
以上、良い点を挙げたが、Amazonのレビューには大きい問題点が二つ書かれている。
一つは底面に大きな灰受け皿がないので燃えカスが落ちるため、直火厳禁の所では難しいという事だ。
この問題は、100円ショップの金属トレーなどを受け皿として使えば安価で簡単に解決する。
使い捨てアルミの皿なら軽く、汚れたら廃棄するだけなので後始末も楽である。
もう一つの問題点は、設置した時の不安定感だと言う。
四辺のうち兆番式になっている二辺が中折れして、クシャッとして崩れてしまう事があるそうだ。
なるほど、実際に組み立て後に兆番のある辺を内側向けて軽く押しただけで・・・
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ここで、中折れ防止策を考える事にした。
Amazonのレビューに、紙挟みクリップで兆番の部分を挟む案があった。
簡単なので試してみると、そこそこ効果はあるようだ。
他には、底面に置くロストルという鉄格子と受け皿を長いネジで連結して固定する案があった。
これは簡単に試せないので、実際に行った人のWebページを見た感想を書く。
見た目、かなりシッカリと固定されるように思う。
この方法ではコンロの底面内側に置く受け皿が底面の外側になるので、ロストルと受け皿の間隔が大きくなる。
その分だけ燃えカスがたくさん溜められる事になるが?
ともかく、穴あけ加工をするので簡単にできる方法ではない。
さあどうするか、クリップ式は簡単であるがクシャッとしないだけで変形はする。
単に中折れ防止だけなら、これが手軽で誰にでもできる。
そう思っていろいろいじくっていると、中折れは内側に限らない事に気づいた。
内側ほど極端ではないにしろ、外側に膨らむ形で変形する事もあるのだ。
試しにコンロ内にマキ代わりに物を入れたところ、重みで外側に膨らんでしまった。
しかし内側に折れるのとは異なり、安定性の問題にならないと思っている。
それにしても外側に膨らむのは兆番部分に無理がかかる訳なので、改善策を考えないと長持ちしないだろう。
クリップ式と長ネジ式は内側方向の力に効果がありそうだが、外側方向の力には対抗できないと思う。
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内・外の両方向のどちらの力でも、変形しない方法を考えた。
兆番のある面の上辺に補強を付けるという、当たり前過ぎるほど簡単な方法である。
方法は簡単であるが部品を手作りしなければならないので、少々手間がかかってしまった。
実際には手持ちのステンレス板を細く切って、U字溝のような物を作っただけである。
この部品を兆番のある辺を挟むようにするだけで、シッカリと固定ができた。
光っていて見にくいが、このような細長い部品を二本作った。
試しに作ったので酷い加工であるが、まぁ良しとする。
部品を取り付けたところ、手前と向こうの辺の一番上に付いている。
それにしても、たいそう見にくい写真である。
これでシッカリ固定できたので、文句なしと・・・?
後でまた続きを書く事にして、とりあえず今はここまでアップしておく。