僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
子供の頃から緑茶を好むとは、どうなのだろう?
緑茶なんて青臭く渋くて苦い、ずっとそう感じていた。
普段はもっぱら水道水ばかり飲んでいて、ぞれがあたり前だと思っていた。
緑茶が抵抗なしに飲めるようになったのは、つい最近である。
今の子供らは、けっこう緑茶を飲んでいるようだなぁ。
子供と言っても20歳くらいまでの者を言っているのだが、缶やペットボトルを手にした姿をよく見かける。
ウーロン茶も見かけるが、あれはちっとも旨いと思わない。
他になんとか茶という得体のしれないものが幾つもあるが、やはり旨くない。
そう、僕は飲み物があまり好きではないのだろう。
たまに飲みたくなるのは、抹茶かな。
あとは、いかにもインチキな無果汁ジュース。
何を混ぜて作ったのか分からないが、どこか化学臭いというか。
あれがまた、たまらなく懐かしいと思ってしまう。
子供の頃に、粉ジュースという小袋入りの粉末があった。
この粉をコップに入れて水を注げば、あっと言う間にジュースのできあがり。
濃い味が好きだったので、水を少なくして作る事が多かった。
しまいには、粉そのものを口に入れてしまったりもした。
しばらくすると、炭酸入りの粉ジュースが登場する。
はじめて飲んだ炭酸粉ジュースは、メロンソーダであったな。
電気冷蔵庫がそれほど普及していない頃の事である。
氷がないので水道水で溶かして作るが、さすがに炭酸入りはさわやかな感じがした。
冷えていないが、まったく気にならなかった。
今では冷えていないジュースなど飲む気が起きないから、人間とは不思議なものである。
物があろうがなかろうが、不便であってもそれなりに満足できてしまうのだな。
スイッチ一押しで煮炊きができる時代に、わざわざ炭火で・・・
なんだか、とても可笑しい!