こんな事を考えるのが、タイトルどおり細か過ぎる話なのだが。
細かいと言っても、じつは違う意味の細かさの事を書く。
先ほど聞こえたラジオのアナウンスに、妙に反応してしまったのだ。
「時刻は午前三時五分を、四十秒ほど回ったところ」とか、正しく思い出せないが。
その際に三時五分までは普通に、それから秒針を追うかのように四十秒と言っていた。
このアナウンスが、どうでも良いほど細かすぎると言うのだ。
なんでまた、秒単位までアナウンスするのかなぁ。
このアナウンスを聞いた者が、時刻を把握した頃にはとっくに過ぎ去っている時だ。
現在を言わずに過去を言うなんて、おかしい・・・
だから、時分まで言えば十分な話で。
もし秒針を追うほど気を遣うなら、そこは別な方向で気遣いをしてもらいたい。
せいぜい三十秒を境にして、まもなく三時六分になると言うとか。
前に書いたが、株価のアナウンスもおかしい。
最新の株価を伝えたいのは分かるが、わざわざ言い直してまで最新にしなくても。
ここは時刻と違って、数秒前の株価でも良いと思うのだが。
たとえば時刻アナウンスは、時計を合わせようとする人にとって重要である。
四十秒を回ったと言い終わった時点で過去になっている時刻では、時計が合わせられない。
言い終わった時点で、あと十秒で六分ですと言って欲しいところである。
一方で株価は、ニュースの株価を参考に取引をする人はいないだろう。
大昔の堂島米会所ならともかく、今はそのような事をしていたら破産してしまう。
時刻、株価ともに過ぎて行くものだが、それぞれ適切な扱い方があるだろうと。
そういう話を書いてみたのだよ・・・