今日は少し離れた大きな病院へ、母を連れて行った。
家を出たのは10時過ぎ、予約外の受診なので待ち時間が長くなると予想していた。
病院へ着くと、ボランティア婦人が母を車椅子に導いてくれた。
僕が車を駐車場へ置きに行っている間に、受付が済んでいた。
いつもお世話になって、親切なボランティアの皆さんには感謝している。
とても、ありがたい事だ。
総合受付が済んだので、母の車椅子を押しながら受診の外科へ向かい受付をする。
受付時の話では、母の担当医でない医師が診察するとの事であった。
暫く待合で待機していると、体温、血圧の測定に看護婦さんがやって来た。
今日はだいぶ陽気が良いので、厚着をした母の体温は37.6℃もある。
血圧は135くらいとの事で、普段よりは少し高めの数値だった。
その後、いくらも待たずに診察が始まった。
診察室に入ると、初めの話と違い母の担当医が迎えてくれた。
やはり、いつもの馴染みの先生である事が母を安心させたようである。
いろいろ話をして、レントゲン撮影をした。
結果は特に異常がないと言い、詳しくは胃カメラで診察する事が出来るとも言う。
ただ、切迫した状況では無いと思われるので、様子見で良いのではないかと思った。
当人は心配性ではあるが、いろいろ検査するのも躊躇いがち。
また来月も定期受診する事であるし、様子見で収める事にした。
思いがけず受診が早く終わり、昼の12時には家に戻って来られた。
母は相変わらず病院帰りに鮨を食べたくなったようだが、今日はやめておくように言った。
腹具合が治まっているとは言え、握り鮨の固いご飯は早いと思ったからだ。
昨夜はカツオ刺身だったので、今日の昼も魚は違えども刺身にしたのならきっと飽きてしまうだろう。
ほんとうは刺身なら、支度が簡単で体にも良さそうなのだが・・・・
そして母には、ウインナーを茹でたものを惣菜にしたご飯を出した。
病院疲れと、とりあえず異常なしの診察結果に脱力感が生じたのか?
米飯を1/3量である40gほど残して食事を終え、数十分後には布団に臥せていた。
このところ暫くの間は、きっと不安感がいっぱいで心細かったのだろう。
あらためて、人間は喜びと悲しみと不安やいろいろな感情が繰り返されて生きるのだなと思った。
* たみ丸さん、先日は励ましのコメントをありがとうございました。