農家の庭の隅に生っているアケビ見つけ、お願いして貰って来た。
山奥でもないのにアケビを見るとは、考えもしなかった。
もう20年以上も前になるだろうか、知り合いの家にアケビが生っていた。
山で採ったアケビを食べて、種を放っておいたら芽が出て育ったと言っていた。
だから、アケビは山でなく住宅地でも立派に育つと知った。
よく考えてみれば、たいがいの山菜が畑や庭で栽培できる。
我が家にはフキを植えてあり、去年は「こごみ」を植えてみた。
青シソはタネが飛んで好き勝手に生えているし・・・
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母が昼食を終えたので、アケビの真ん中の白いところを皿に取って勧めた。
わずか一口を食べて、タネを出しながら懐かしがっていた。
ところが、2時間ほど経って酷い事になってしまう。
僕は母が食事を終えるのを待ってから、一人で買い物に出掛けた。
買い物や寄り道で2時間くらい経って帰宅すると、母の具合が悪くなっていた。
ちょうど15分くらい前から吐き気がしているそうで、苦しんでいた。
母はアケビが原因だろうと言うのだが、僕にはそう思えない。
とは言うものの、アケビのアレルギーとか考えられるか。
ともかく、吐き気があるなら吐いてしまえば楽になるだろうと思っていた。
似たような事は幾度かあり、以前は大事をとり病院へ行っていた。
だが、たびたび同様な事があるので慣れたと言うか、受診をしなくなっている。
しかも昨日は土曜休診であり、いつもの事だと考えて家でやり過ごす事にした。
結局、深夜近くになりやっと治まって、その後は楽になり朝まで眠っていた。
いつになく8時間ほどと長く苦しんでいたが、今朝はすっかり良くなっている。
朝食に卵入り煮込みうどんを出すと、こわごわと食べ始めてお椀の八分目くらい食べた。
生うどん玉の1/3くらいを食べた事になるだろうか、怖いので控えめにしたと言う。
食欲は普段どおりらしく、午前のオヤツには栗まんじゅうを食べたいそうだ。
あいかわらず毎日が綱渡りのような暮らしで、綱から落ちる下は薄い氷が張っていそうである。
さあ、これから栗まんじゅうのオヤツを持って行こうかな・・・