毎月一度、薬を貰うために通院している。
先日もいつもの病院に行って、運悪く長く待たされた。

ところで病院の薬と言っても今は病院外の薬局で買うが、昔は病院内で貰っていた。
この院外方式に変わった時に感じた事は、出費が多くなったとか？

確かに、支払額が増えていた。
正確ではないが二千円でお釣りが来たのに、院外扱いになってから三千円くらいに。
なんだか、騙されたような気がしてならない。

病院の傍にある薬局にトコトコ歩いて、あいそ笑いを受けるだけ？

「今日は**の薬が出ていますね、どうしましたか？」と尋ねられた。

面倒だな・・・
とりあえず簡単に説明した。

「この薬は、あれこれの効果がありまして・・・」

そんな事は医師から聞いているよ・・・

あれ、この薬は医師から聞いた薬と違うな？
これは間違っているよ。

「処方箋には、この薬と書いてありますが」
「病院に問い合わせしてみます」

どうやら医師が書いた処方を、病院事務員が間違えて処方箋に打ち込んだようだ。

ああ、やはり院外薬局でダブルチェックが機能して安心だ。
安心のためには、少し割高になっても仕方ないなぁ。

違うぞ、そうじゃないだろう！

薬の間違いに気付いたのは僕だよ、薬局の者じゃない。
今日はどうしたのかと尋ねられて、面倒だが答えたのに・・・
ぜんぜん話が通じていないじゃないか！
僕の言った事が分かっていれば、こんな正反対の効用の薬が出るわけないじゃないか。

まったく、意味ないよな院外処方って。

薬の事だって、医師が詳しく説明してくれているし。
医師よりも簡単に済ませる二重の説明なんて、時間のムダだ。
いや時間と合わせて、余計に支払う金のムダだな。

ある時、処方された薬を使うにはグレープフルーツを避けるように言われた。
薬の効き目が強くなるからと言うので、更に理由を尋ねても答えられない。
ただ単に効き過ぎるようになるからと言うだけ、根拠を言えないのだ。
挙句に、勉強して調べておきますだとさ。

おまえ、薬剤師だろう・・・

僕は家に戻ってから、グレープフルーツと薬の関係をネットで調べたよ。
けっこう詳しく書いてあったがねぇ～