僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・
今日は午前10半過ぎに家を出て、30Kmほど離れた所の山道をハイキングした。
いくら暖かい地であろうとも、さすがに12月になって紅葉というのは遅すぎた。
山の木々に赤味は少なく、もう枯れ葉となっている。
それでも所々にくすんだ赤色を見つけて、また山茶花が咲いている所もあった。
今日は息子と二人連れで、どちらの車を使うか・・・
僕が運転して、息子の車を使う事になった。
行き先は、僕が夏にバイクで行った山頂の神社である。
平日ではあるが、途中で何人かのハイカーを見た。
僕らはかなり奥まで車で行ったのだが、かのハイカーは一番下から歩いて来たようだ。
さもベテランのハイカー? そのような装備をしているように見えた。
スパッツまで着けているが、どんな所を歩いてきたのだろうか?
一方の僕らは軽装備の普段着姿で、持ち物は小さなウエストポーチだけ。
しかも僕の靴は安物の偽皮ビジネス靴で、どう見ても場違いである。
ところでウエストポーチの中身はお茶セットだけで、お菓子を持って行かなかった事が悔やまれる。
急な坂もあるので、枯れ枝を拾って杖にして歩いていた。
僕はこのようなやり方が好きだ、何でも現地調達で代用する・・・
行き合う人等は決まってカラフルな杖を使っていたが、一人歩きのある人は枯れ枝を使っていた。
同じ事をしている・・・ 息子が一言。
すぐに社があると思いきや、細い崖っぷちの山の上り坂道をかなり歩く。
その後更に前の階段よりも急な傾斜で、しかも長~い階段を、ヒィヒィしながら昇ると。
ここでやっと一服、いつもの携帯コンロで湯を沸かしてお茶を楽しむ。
やはり、その場で淹れるお茶は格別である。
ポットのぬるくなった湯とは違うし、ペットボトルや缶入りの茶とは比べ物にならない。
初めは缶入りコーヒーや茶で良いと言っていた息子だが、大いに違いを分かったようである。
今度からはこれにしようと言っていた、こういう場所ではコーヒーよりも緑茶が良いと。
暫く辺りを歩き回って景色を眺め、帰路についた。
途中ですき焼きの材料を買い、午後3時過ぎには二人で宴会を始めた。
息子は夜勤明けだったので、もうベッドで寝息を立てている。
明日の朝は早いと言っていたが、僕も明日は仕事である。
僕の仕事は午後からなので、まだ少しゆっくりしよう。
後でビールでも飲んでから・・・