このところ連日のように、Amazonの偽物メールが届いている。
自動振り分けで弾かれている事もあるが、すり抜けて届くメールもある。

そのような時に、今日は本物のAmazonメールが届いた。
が、ろくなメールではなかった、Prime年会費の千円値上げの用件である。
いっそ偽物のメールであって欲しかった。

今日は偽物メールの間に挟まるように、本物のAmazonメールが届いていた。
Amazonからのメールは、メーラーで受信しても開かないようにしている。
メールはAmazonのアカウントページで見られるので、危険を冒してメーラーで見る事はないのだ。

Prime会費値上げは昼頃にネットニュースで知り、いきなりの千円値上げに驚いた。
これまで3,900円という安くはない年会費が、さらに千円UPで4,900になるそうだ。
まぁ、・・・・・・

高齢の母が肺炎で緊急入院して２週間になるが、この先が分からなくて不安になる。
この不安を言い表しにくいが、例えばガス火の消し忘れを心配する気持ちに似ている。
家を遠く離れてから、もしやガス火を消さなかったのかと思い返すとか。
今さら家に戻っても手遅れだろうし、それならどうしたら良いのかは分からない。
もう、出先では何をしても落ち着かない気分になってしまう。
仕事どころではない、あるいは行楽どころではない・・・

今日の午後２時ごろ、母の様子見に病院へ行った。
病室に入ると母の寝息が聞こえ、ぐっすりと眠っていた。
声をかけても手を握っても、まったく応えなしである。

それなら、しばらく見守っていよう。
だいぶ経って目が覚めかけた時に声をかけると、少しだけ話が出来た。
まだまだ眠っていたいようで、目を開くことはなかった。

また暫くして目が覚めかけたので、少し強引に話しかけた。
なんとか普通に会話したが、眠そうで話が長続きしない。
間欠的に会話をして、それでも病室に来てから１時間も経っていないと思う。
そろそろ帰る事を告げると、明日はいつもの食べ慣れたパンを持って来いと言う。
入院以来ずっと食べていないので、お腹が空いて堪らないと。

やっと口にするようになったゼリー物がうまく食べられなければ、パンなんて難しいと教えた。
すると母は、頑張ってゼリー物を食べるようにすると言う。
明日どうしようか、食べられないと思うがパンを持って行こうか・・・

今日は月に一度の僕の受診日で、近くの病院へ行った。
先月に行った血液検査の結果が出ていて、まったく異常なしであった。
高血圧は薬を飲んで調整しているが、その他はたまに不整脈が出るくらい。
前から心配のない不整脈と診断されており、ストレスのない生活をするようにとの事である。
今から12日前に母の緊急入院があり、少しばかり不整脈が多くなったと感じていた。
でも、不整脈を気にすると尚さら悪くなるだろうから、どうでも良いと思う事にしていた。

緊張するなと言われても、力を抜けと言われても。
思っただけで緊張は解けないし力も抜けないのは、誰でも分かっている事である。
だから僕は、どうでも良いと投げやりに思う事にして開き直っている。
心底まで投げやりになれない事が多いが、その時は変われない自分に怒りを覚えて気が逸れる。
いつでも上手く気が逸れるわけではないが・・・

あとは、酒を飲んで酔っぱらう方法もある。
僕は酒を飲むと緊張が解けて、とても良い気分になる。
もう何十年間も酒を飲んでいるが、いまだに酒の効果は絶大だ。
そして、今夜の酒も旨い！

先日のチュッパチャップスは、飴玉が大きくて舐めにくかったらしい。
普段なら気にならない大きさだろうが、酸素マスクを着けているためだと思う。
むしろ何日間も食べ物を口にしていないので、飴の甘ったるさが合わなかったかとも。

一昨日の母は、チュッパチャップスを二度ほど舐めると嫌になったらしい。
そして看護婦さんから話の続きとして、ペコちゃんの棒付き飴が良いかも知れないと聞いた。
スーパーでも袋入り飴の所に置いてあるらしく、さっそく探してみたが見つからなかった。

ふと、100円のダイソーなら売っているかと思う？
今日の病院帰りは遠回りしてダイソーへ行くと、売っていました。
ただしグレープとストロベリーだけのアソートなので、少しガッカリ感があった。
もっとも、母がこの飴の形状を気に入るかどうかが一番先の問題である。
どんなに多くの味が揃っていようとも、うまく口に収まらなければ話にならない。
さっそく、明日はこの飴を持って行こう。

ところで今日の母の様子は、ベッドで布団をはがして足をバタバタしていた。
たぶん暑かったからではないかと思うが、尋ねてもハッキリとした答えはなかった。
寝ているのに飽きたという事もあろうかと思うが、ホントの事は分からない。
酸素は5リットルと記録表に書いてあったが、呼吸は落ち着いているようだ。
今日は両手に団扇のようなミトンをしていたが、日によっては片手だけミトンである。
腕や体に電線やらチューブが着いていれば、それは誰だって気なるから触りたくもなるし。
まぁ、仕方がない・・・

ブログに書いていなかったが、母は肺炎になっていたのである。
一週間でかなり悪化してしまい緊急入院したが、なんとか持ちこたえている。
今日で入院して12日になるが、昨日になってゼリー状物を二口ほど口に入れたという。

僕は毎日の病院通いで様子見をしているが、素人目には今日も相変わらずの状態の母であった。
ただ、酸素の流量を見ると半分くらいまで減らしてあるようだ。
それで大丈夫なら、それだけ回復してきたのかも知れない。

酸素と言えば、先月の初め頃にパルスオキシメーターを買おうか迷っていた。
母がなにかとハーハー荒い息をするので、もしかすると酸素が足りないのかと思ったからだ。
安静にしていると普通の息なのだが、少しの歩行でも息が荒くなる事が多かった。

やはり、あの時にパルスオキシメーターを買っておけば良かったと悔やまれる。
あと他には、短時間で簡単に測れる体温計も買えば良かったと思う。
我が家の体温計は測定が10分間もかかるので、なにかと体温チェックが億劫になってしまう。
訪問入浴を始めてから体温チェックが必須なので、そのたびに不便を感じていた。
今度こそ体温計とパルスオキシメーターをと思ったところで、母の肺炎は待っていなかった。

もっとも、体温計とパルスオキシメーターを買っても、どうなったかは分からないが。
いずれにしても遡ることしきりで、後悔のタネは尽きないだろうし。