スラリと長身で、色白のツンとスマシ顔の看護婦さん。
包帯の巻き方はとても綺麗で手早くて、芸術品かと思うほど美しく見える。
さすが・・・
治療が終わって会計を済ませたあたりで、包帯が少し緩んで来たような気がする。
家に着いたころには、スッポリと包帯が輪になって抜けてしまった。
このまま、部屋に飾っておこうか?
次に治療をした時は、別の看護婦さん。
包帯が取れやすいと話すと、テープも使って工夫をしていた。
巻きは不揃いが目立つが、しっかりと巻かれている。
それは、いかにも怪我人だと主張するような仕上がりだった。
だがこの包帯は、一晩経っても緩まなかった・・・
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白衣高血圧?
病院で血圧を計ると、いつもより血圧が高くなる人がいるらしい。
僕は最近でこそ病院通いが多くなったが、それまでは病院はほとんど縁がなかった。
たまに行く病院で、まぶしい白衣の看護婦さんを見れば・・・
そりゃ、血圧が上がっても不思議ではない。
正面に向き合って腕を伸ばして、血圧を計り始める。
少しオッパイの大きな看護婦さんだと、ちょっと手が触れてしまったりする。
なおさら、血圧が上がってしまうと思うが。
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病院の待合に座り、ぼんやり周りを眺めていて気付いた事がある。
医者は立ったまま話すが、看護婦さんはしゃがんで目線で話している。
昔は薄暗い店の接客でよくあったが、今は普通の接客でもあたり前の光景だ。
病院も今や接客業の一つになっているのか・・・