母は4/18日午後に息を引き取り、今日4/20日昼近くに火葬となった。
僕の住む地域では、たいがい一気に事を進めて短期間で弔いを済ませる。

よし、これで終わった。

昨夜は息子と二人で通夜のような飲み会をして、母の話をしながら夜が更けた。
今日は朝から葬儀関係者と打ち合わせを行ったが、ごく簡単に済んだ。

ところで喪服はどうなっているだろうか、喪服と言っても略式の黒ダブルで・・・
ネクタイを変えれば祝いにも、場所によっては危ない関係の人になりそうな。
Yシャツは白無地が黄ばんでいたので、離れた店まで買いに出かけた。

そして、実は大問題になりそうなのが靴であった。
何年も仕舞い込まれた靴は、油分が切れてパサパサの革になっていた。
靴を履いた瞬間からピシピシと音がして、滑らかな革の表面にヒビ割れが生じた。
なんとか焼きの陶器のようになってしまい・・・
まぁ、とりあえず靴墨で誤魔化す事にしよう。

さて、今日は来客も帰ったので通夜も終わりにする。
明日は９時くらいまでに支度を終えなければならぬが、今夜は眠れるだろうか。
昨夜はほとんど寝た気がしなかったし、たしかに寝不足であった。
自分では気付かなかったが、すっかり興奮状態になっていたのだろう。
ちょうど、コーヒーを飲み過ぎた晩のように。

昨日の午後に僕が病院へ来るのを待っていたように、あっけなく母は死んでしまった。
朝から少しずつ容体が悪くなり始め、僕が着くころには危険な状態になっていた。
すでに意識はなくなっているのだろうか、話しかけても返事をしてくれない。

僕が親戚に電話で様子を知らせ戻ってくると、一分間も経たない目の前で急に脈が低下した。
呼吸は続けているが脈が途切れてしまい、ドラマで見る「ピーーー」という状態だ。
少しハァハァとした息遣いであったが、苦しそうではなかったと思う。

僕は母に呼びかける事もなく、傍に立つだけで静かに看取った。
ずっと前から母に言われていた事があり、そのとおりにしたのである。
もしも母が最期になったら大声で呼び戻したり、身体を揺すったりしないで欲しいと。
耳元で大声で叫ばれたらうるさいし、まして体を揺すられるのは堪らないから。
自分は死に際でうるさいと言えないだろうし、騒々しい中で死にたくない。

母を自宅に連れ戻して30分間くらい経ってから、仕事を切り上げた息子が帰って来た。
息子は母の死に顔を見て安らかだと言ながら、母の傍に座り込んでいた。
僕が母の部屋に入ろうとすると、強い口調でちょっと待ってくれと言われた。
暫く経って見た息子の顔は目を赤くして、それでも我慢をしているようだ。
さぁ、今夜は大酒でも飲もうと僕は言って、日付が変わる頃まで飲んだ。

毎日、午後に母の入院先へ様子見と不足品があれば補給のために通っている。
昨日は、大きな袋入りの不足品を持って行った。
いつも母は眠いようで、僕はたいがい十数分間ほどの短時間で帰る。

一昨日、酸素量が少し減らされていた。
マスクの型がこれまでと異なり、酸素を溜める袋が省かれていた。
容体が良くなったのだろうか・・・

そして昨日は、酸素が元に戻してあるのか？
手書きの酸素量は数日前までと同じ数値が記されていた。
マスクは一昨日と同じなので、一時的に酸素量を変えていただけかも知れない。

いずれにしても、マスクをしていると飲食が難しいだろう。
母はいろいろ食べたがるが、医師や看護師は誤嚥を恐れて慎重である。
でも、実際にはどうなのだろうか。

もじき入院が20日になるが・・・

追記：
今日も同じく午後から様子見に行ったが、病床の母は酸素量が少ないせいかハァハァしていた。
SpO2は90～94をやっと維持している状態で、母は苦しいと言わないが見ている僕が・・・

4日前だと思うが、カレーを作って食べた。
数か月ぶりにカレーを作ったが、数皿分の量になり困った。
バカ食いの息子がいれば足りない量なのだが、僕一人では多過ぎた。
はじめから少なく作れば良いのだが、後の事を考えずにいた。

一人分だけなら15cm径くらいのフライパンで、チャチャっと15分間くらいで出来上がる。
ただし短時間で火をとおすために、材料の野菜を薄切りにしている。
しかし今回はゴロゴロとしたニンジンや玉ねぎを食べたかったので、小さいながら鍋を使った。
材料と鍋サイズのバランスが悪いと上手く煮えないので、しかたなく材料を多くした。

そのせいで、勿体ないから三日間かけてカレーを食べた。
もともとカレーを続けて食べるのは好まなかったから、すっかり飽きてしまった。

ところで、今回のカレーは豚バラ肉を使った。
やはりカレーは豚肉が旨い・・・

去年であったろうか、クロレッツキャンディを見かけなくなった。
いつも12個入りを箱買いしていたのだが、スーパー、コンビニなどを探し歩いても売っていない。
僕はガムが嫌いなので、仕方なくクロレッツの小缶入りタブを買う事になった。
ところがタブはキャンディとは大違いでスッキリ感が無く、しかもかなり値段が高い。

クロレッツキャンディの再販売を期待しながらも、いつしか諦めていた。
しかし先月の末に息子から、クロレッツキャンディ再販売との朗報があった。
いつから再販売になったのかは分からないが、なにしろ現物を入手したと言うのである。

ちょうど翌日に息子と会う事になり、その時にクロレッツキャンディを分けてもらった。
前日に話は聞いていたが、以前の物とは見かけが大きく異なっている。
新たなクロレッツは、巨大化していた・・・
しかも、これまで国産であったのが・・・
その味は、まぁ大味というか・・・
他には、外装がやけに丈夫で素手では破れない。
また個包装が蝋紙のような紙に変わり、ツルツルして扱いにくい。
僕は以前の物を一個だけ保存してあったので、並べた写真を残しておこう。

 　



いろいろ気になる事もあるが、やはりキャンディは良い。
無いよりも、よほど良い・・・