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僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

キャンプなどで使うベッドをコットと言うようだが、いろいろ種類がある。
持ち運び易い折りたたみ式で、一枚の布張りになっている物が多い。
見た目はストレッチャー、担架に低い足を幾つか付けたような物だ。
重量はたいがい5~10Kg以下くらいだが、中には1.5Kgほどの軽量なコットもある。

下の画像はAmazonで売られている軽量コットだが、高さがかなり低くて10cmほど。
だいぶ特殊な構造で、普通は折りたたみ椅子のような物が多い中で異色だ。
ごく折りたたみ椅子に近い物を除いて、たいがいのコットは組み立てに力が要る。
そして、このコットもレビューを見るとそのような事が書いてあった。



上の画像のように、足で踏ん張っていろいろ力仕事?
だが、ベッド布地の表側を地面に向けるなんて、汚れてしまうと困らないのか。
実際には、テント内か何かのシートの上で組み立てるのかな?
ーーーーーーーーーーー

ところで、キャンプ関連の本やらネット記事を見ると、決まって書いてある事がある。
キャンプは非日常を楽しむもので、不自由さがあってこそだとか。
そういう人も多いのだろうが、やはり快適に過ごしたいと思う人もいる。
だから、いろいろなキャンプ用品が開発されているのだろう。
引っ越しでもするのかと思うほど、大荷物でキャンプに出掛ける人もいるようだ。

まぁ、暇つぶしに何をしようとどうでも良い事だ。
庭先でBBQ、近所の公園でピクニック、遠い野山で夜を過ごす。
何でもやりたい事をやれば・・・

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Amazonを眺めていたら、エンバーリット風の良く似たウッドストーブがあった。
名前はLIXADAと言うらしいが、何の事だか分からない・・・

さっそく買って使ってみた動画はこれ、画像クリックで再生する。



残念ながらチタンではなくステンレス製だが、価格は驚きの1/3くらいの2,135円で超安物である。
しかし、ステンレスの板厚は実測0.6mmで本物の2倍あるから強度はそれなりか?

本物と大きな違いは、底板に空気穴があるという事だ。
その空気穴で通気が良くなり、もしかすると燃焼し易くなっているかも知れない。

その他の違いはサイズで、一回りというか大きいのである。
重量は1.5倍くらいで470gとか、まぁ軽くはないが携帯に不都合はないかと思う。

  

Amazonで注文したら、中国から一週間ほどで届いた。
さっそく開梱してみると、ステンレス板の保護シートが着いたままである。
剥がすのは手間だが、傷だらけの物よりは気持ちが良いはず。
下の写真でトランギアは、大きさの比較で置いたもので付属品ではない。



中国製かぁと思いながら仮に組み立ててみるが、なんと仕上げが綺麗で驚いた。
バリ一つ無く、この手の中国製にありがちな手を切りそうな危うい所がない。
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ちょっと問題視しているのは、クロス字のゴトクである。
このゴトクがストーブ本体の上端より飛び出すので、重い鍋を乗せるのは無理かと。
耐加重は10Kgとなっているが、それはゴトクを外して鍋を乗せたほうが良いのではないだろうか。
ゴトクを改造して端面を揃えるか、または小さい鍋の時だけ使うようにするかだ。
 
後に気付いたのだが、このゴトクの上下を逆さまにすると本体よりも沈み込む。
そのような取り付け方をすれば、ゴトクを取り付けたままでも重い鍋を乗せられる。
実際にゴトクを使うような鍋ならストーブの上開口部より小さいだろう。
そうであれば、ゴトクが沈み込んでいても問題はないはずだ。
販売店の製品紹介の写真は、もしかするとゴトクの上下が逆だったのかもしれないな。

   

とりあえず、ゴトクを付けずに鍋を乗せて汁物を作ってみた。
長さ50cmほどの廃材木っ端を3本、枯れ葉を燃やして火をおこした。
風が強かったせいか、とても良く燃えていた。
15分間ほどで煮立ち始め、吹きこぼれする勢いで1時間弱燃え続けた。
なかなか燃費が良さそうで、ただの煮炊きなら十分な性能だ。



初めての使用後は、特に変形はなかった。
ムダに火を大きくすることなく、おとなしく燃やしたからかな?
焚き火のようにガンガン燃やせば、傷みは早いと思う。
なんでも大事に使えば長持ちするし、これは良い品物だと思う。

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スノーピークのトレックという鍋のフタが、構造が良くないので落ちやすくて困る。
たとえば鍋を火にかけて沸騰した時など、簡単にポロリと落ちてしまう。
これは実用上の問題が多く、欠陥構造と言っても良いと思う。



家庭用の鍋は沸騰してフタがカタカタと音を立てても、フタが落ちる事はまず無い。
それが普通だと思っていたのだが、このトレック鍋のフタは落ちて当然と誇っているようである。
これだけ外れやすいフタであるから、ただ置いてある時でも鍋に触れただけでもフタが落ちる。

そこでフタの上に重しを乗せる等の工夫をするが、不安定になりやすい。
フタが落ち難くはなるが不安定で、かえってフタが落ちた時のダメージが大きくなる。



さて、迂闊にもこのような欠陥品とも言うべき物を買ってしまったら、どうするのが良いか?

1. ブツブツ文句を言いながら、我慢して安全に注意しながら使う。
2. バカヤローと叫んで、捨ててしまう。
3. スノーピークにクレームをして、気晴らしをする。
4. 販売店にクレームをして、返金してもらう。
5. 嫌いな知人にプレゼントして、同じ目に合わせる。
6. 製品レビューに高評価を投じて、他の人にも買わせるように仕向ける。

まだまだ、いろいろ考えられるが・・・
ーーーーーーーーーーー

僕は今回に限り、このトレック鍋を使い続ける事にした。
捨てるのは勿体ないし、他人に使わせて災害の種を撒くのも嫌だし。
(内心、嫌いな奴に使わせたいとは思うのだが・・・)

そこで超簡単、トレック鍋のフタ落下防止策を施すことにした。
この記事を見た人は、かなり幸運であると思う。
もしも真似をして上手く出来たなら、コメントやら拍手やらを願いたいところだ。

落下防止策の手順は、次のとおりである。

1. これから行う事が、必ず成功すると自分に言い聞かせる。
2. フタの周囲を両手のひらで、挟むように持つ。
3. 手のひらにグッと力を入れて、内側方向に押して僅かに歪ませる。
4. ふぅ~、と一息入れて「良し!」とつぶやく。


 
上図のように矢印方向へ押して僅かに歪ませるだけで、フタがしっかり固定するようになる。
この際に押す場所は、取っ手と直角になる所が使用時にフタの脱着がし易くなると思う。

これで沸騰してもフタが落ちる事がなくなり、炊飯時にフタの重しも不要になる。
何の道具も使わずに、一瞬にして出来る超簡単な対策である。

これからは、収納袋の出し入れ時にフタが外れてイライラせずに。
そして何より、使用時の安全性が向上する。

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あまり使っていない123Rだが、久しぶりに使うと燃料バルブのスピンドルの回転が固くなっていた。
しかも、消火操作をするとサッと消えなくなっていた。
そこでスピンドルを抜いて、簡単なメンテを行ったところ改善した。
なぜ、いつからスピンドルの回転が固くなったのか不明だが、とりあえず軽く動くようになった。
今後は、スピンドルの回転の固さの変化に気をつけて様子をみる事にする。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この記事の説明で用いる呼称で、スター商事のパーツリストと異なるものは次のとおり。

燃料バルブとは、バーナーアッセンブリーである。
ハンドルとは、調整キーである。
パッキンとは、グラファイトパッキンである。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

スピンドルを抜く前に、パッキンを準備しておく必要がある。
パッキンは粘土のような感じの物なので、一度使うとボロボロで再利用が難しい。
現在Amazonで400円くらいで買えるが、こんな物がと思うほど割高感がある。
しかし、パッキンがないと出来ない作業なので仕方がない・・・
ずっと前に買い置きしておいたパッキンがあったので、今回はそれを使った。

スピンドルを抜くと、ボロボロになったパッキンが出て来る。



スピンドルの入っていた部分のネジに、パッキンがこびり付いている。
これをどうするか、タップがあれば簡単に取れそうなのだが。
小さなブラシで擦って、ある程度まででやめた。
新しいパッキンでスピンドルを締め込むのだが、締め込み加減がよく分からない。
あまり強く締めこむとスピンドルの回転が固くなるだろうし、緩ければガス漏れか。
スピンドルの回転を確かめながら、スター商事の画像と同じくらいスタッフイングボックスを締めておいた。




新しいパッキンでスピンドルを締め込み、クリーニング・ニードルの位置合わせ。
スター商事の解説画像ではイマイチはっきりしないが・・・
解説文から察すると、この位置だと思う。
後で思ったのだが、新品を買った時にニップルを外して位置を確かめておくと良い。
この調整はスピンドルを外さないので、簡単にやり直しが出来る。

 

クリーニング・ニードルの位置合わせが終われば、ニップルを取り付ける。
さらにバーナーヘッドを取り付けて、燃焼テストをして完了。
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なお、僕の123Rの取り扱い方は、次のとおり。
燃料タンクに、規定量の燃料が入っている事が前提。

プレヒート:
* 風防を外して、注油口キャップを開けてタンク内圧を平衡にして、すぐにキャップを閉じる。
* 燃料バルブのスピンドルにハンドルを取り付けて左回しの全開、すぐに右回し全閉の操作をする。
* 風防を元どおりに取り付け、タンク部分を手で包み、1分間~手の熱で温める。
* ハンドルを左回しに少し開けて、バーナーニップルから燃料が滲み出るのを確認。
* ニップルの穴から滲み出た燃料が下に垂れ落ちるので、タンクの凹みに溜める。
* 燃料バルブを閉じて、タンクの凹みに溜まった燃料に点火する。

点火すると大きく燃え上がり、じきにバーナーヘッドからシュッシュッと燃焼を始める。
全閉になっている燃料バルブを僅かに開き、バーナーヘッドの燃焼を継続させる。
この時にバルブを僅かに開くのがコツで、開きすぎると大炎上するので危ない。

僕としては、この写真のような燃え方を普通のプレヒート状態であると認識している。



点火:
プレヒート時にバーナーヘッドからの燃焼を上手く継続できれば、点火は出来ている事になる。
もしプレヒートからの点火に失敗した場合は、プレヒート不足なので再度プレヒートをする。
ただし、123Rが熱くなっていれば手で温める必要は無い。
燃料を滲み出させる事から始めて、プレヒートのやり直しをする。

点火に成功しても、暫くは燃焼が不安定でボッボッと音を立てて赤い炎が出る。
危ないので、上から覗き込むような事をしないようにする。
燃焼が不安定な状態で鍋などを置くと煤が付くので、煤汚れを気にするのならば安定するまで待つ。

スピンドルのハンドル:
* プレヒート時の大きな炎がおさまったら、すぐにハンドルを取り付ける。
 ハンドルの取り付けが遅くなると、プレヒートからの点火でのバルブ操作に手間取る。
* 燃焼が安定したら、すみやかにハンドルを外す。
 ハンドルが高温になり素手で持てなくなる。

安全弁:
* 燃料タンクの注油口キャップが安全な方向になるように、123Rを置く。

  燃料タンクの注油口キャップは、タンク内圧が高くなると開放する安全弁でもある。
 万一の時には安全弁からタンク内の燃料が吹き出し、バーナーの火が引火する。
 その際に他に燃え移らないように、安全弁の向きを考えておけば安全である。

 なお、「俺は、嫌いな奴の方にそっと向けている」と言う話を聞いた事がある。
 123Rユーザーでなければ分からないとか・・・
 もし友人が123Rを使っていて、注油口キャップが自分の方に向いていたら。
 それは友人に嫌われているのかもしれない。
 
消火:
* 強火で燃焼を続けていた場合はハンドルを右回しで閉めて、赤火にならない程度の弱火にする。
* 暫くして弱火が安定したら、ゆっくりとハンドルを左回しで全開にする。
* ハンドル左回しで全開にするとニップルからクリーニング針が飛び出して、火が消える。
* 次にハンドルを右回しにして全閉にする。この時にシューと生ガスが出るが引火しない。
 これまでの経験では、バーナーヘッドが赤熱していても生ガスに着火した事はない。

 初めから右回しで消火しないのは、ニップル下の管に残っている燃料がチョロ火で燃え残るからである。
 チョロ火で燃えてもじきに消えるが、バーナーヘッドにたくさん煤が着いてしまう。
 煤が着いても次回の燃焼時に焼き切れてしまうが、それまでに煤が舞い上がって困らせる。

消火後:
* 消火後に燃料タンクが冷えたら風防を外し、注油口キャップを開けてタンク内圧を逃がす。
* タンク内圧を抜き終われば注油口キャップを閉め、タンクを逆さにする。
* ニップルから燃料漏れがない事を確認する。

 タンクを逆さにして燃料漏れがある場合には、燃料バルブのスピンドル先端に問題がある。
 または、スピンドル先端が当たる受けの部分に問題がある。
 これらの部分に異物が付着したり、傷や変形があると燃料漏れを起こす。

再点火:
 消火後に、消火後の操作をせずに間隔をあけて再点火する場合。
 一旦消火した後の再点火の操作は、ニップルから出る燃料の状態により異なる。

* ニップルから気化した燃料が出るならば、そのまま点火する。
 消火後の間もない時でタンクが熱い場合には、気化した燃料が出る。

* ニップルから霧状の液体で燃料が出るならば、再度プレヒートを行ってから点火する。
 消火後に時間経過でタンクが冷えると、霧状または液体の燃料が出る。
 気化していない燃料が出る状態で点火すると、大炎上する恐れがあるので注意する。

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補足:
* プレヒート時に燃料を浸み出すために手で温めるが、寒い時期には時間を要する。
 また、タンク内の燃料が少ない時も時間を要する。
 そのような場合にはタンク内の燃料をスポイトで吸い出して、バーナーヘッドとタンクの凹みに溜めると良い。
 
* 燃料漏れはボタボタしないまでも、ジワっとニップルの穴の回りに浸み出す程度でもNG。
 気温が上がりタンク内圧が高まると、もっと漏れる恐れがあるだろう。

この記事は、ざっと書いたので用語の誤りや表現の間違いがあるかも知れない。
暇な時にでも校正するつもりだが、とりあえず・・・

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トランギアのアルコールストーブ、使えるのか?
けっこう人気があるトランギアだが、本当に使い物になるのか。
何度か試してみた結果、ありふれた言い方になるが「用途と使い方次第」である。
これでは、あいまいでスッキリしないが・・・

トランギアを手に入れて暫くはアウトドア用品と認識していたが、この頃は違う使い方をしている。
寒い時期の酒燗に、そこそこ重宝に使える。
使う場所は室内であるが、のんびり酒を飲むにはなんとか役に立つトランギア。

 

トランギア純正ゴトクを使い、燗瓶で直に酒燗をする。
右側の写真は燗をしている時の、バーナーの火の様子である。
奥に見えるのはカセットガスコンロだが、炎はアルコールと似たように見える。
しかし、火力は雲泥の差があり、トランギアはとても火力が弱い。

カセットガスコンロで1分間くらいで温かくなる酒燗も、トランギアだと4分間くらい掛かる。
火力の違いは歴然であるが、用途が酒燗であればゆっくり温めた効用もあるだろう。
強い火力で急な温め方をすると、風味がなくなるとか・・・
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トランギアの炎はガス火のような勢いがなく、僅かな風で炎がなびく。
ガスコンロも風があれば炎が揺れるが、トランギアはその比ではないのだ。
室内の人の動きで生じる空気の流れでさえ、トランギアの炎を揺らしてしまう。
炎が揺れると火の当たる場所が変わって、それでなくても弱い火力をより弱める。
トランギアを屋外で使うならば、いわゆる風除けの風防が必須だ。
部屋の隙間風でも炎が揺れるのだから、無風な時が無い屋外では当然である。

そこで、風防を使う事を考えるのだが・・・
持ち運びを考えると、ゴトクと風防の二つになると何かと面倒な気がする。
すでに幾つかの市販品もあるのだが、暇つぶしを兼ねて自作してみた。

ステンレス板を加工して三角の形に組み立てる、これでゴトクと風防の一体型になる。
中にはトランギアを浮かせて支える丸いリングを挟む構造である。
この構造は、市販品とほとんど変わりがない。
室内で扇風機で風を当てながらトランギアを燃焼させたが、けっこう効果があった。
この風防の上に鍋を乗せてやると、炎が風防と鍋の間に押さえ込まれる。



http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/326/
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ところで、この形の風防には大きな問題がある事が分かった。
トランギアのアルコールの炎は、ただ単に気化したアルコールが燃えるだけ。
炎の勢いがないので、炎が囲まれると、端的に言えばゴトク内で火の玉のように燃える。
要するに、ふわっとした炎なのである。
したがって、ゴトクや鍋の形に沿って炎が広がる事になる。
また、風の方向や強さによっては、炎がゴトクの下方にまで広がる。
そしてゴトクの下方まで炎が広がると、ゴトクを置いた台を焦がす事になる。
もっとも、炎が下方に向かうのは、このゴトクだけの問題ではないはず。

この形のゴトクの一番の問題は、下の写真のとおりゴトク自体が焼ける事である。
ゴトク内に広がった炎が、ゴトクの上方を激しく熱している訳だ。
ゴトクに乗せた鍋底を温めるはずの炎が、ゴトクを熱してどうする?
ステンレスと言えども、過熱になれば劣化する。
実際、ゴトクの焼けた部分は、少し柔らかくなってしまい、錆びも出て来たのである。



さて、それではどのようなゴトク、風防が良いのか。
炎に勢いが無く炎の形が一定しないので、なかなか難しい。
しかし、トランギアが丸い形なので、とりあえずはゴトクの壁面とトランギアの距離を一定にしたらどうか。
つまり、ゴトクを三角ではなく、トランギアと同心円になる丸型にするのだ。

丸型になるとゴトク内の空気の流れが、どの場所も同じになるかと思うが・・・
するとゴトク内の炎の暴れが少なくなり、炎が上方へ向かう。
熱い空気は上に向かうので、ゴトク内の気流は横に広がる事なく上向になる。
すると炎も上向きに整い、鍋底に当たると鍋底に沿って燃え、ゴトクを過熱する事が無くなる。
これが、勢いのない炎を真っ直ぐに立ち上がらせる原理かなと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いちおう、ここまで考えて、ゴトク風防の形は丸型が良いと思った。
次は火力の問題である。
炎に勢いが無いので火力が弱いのは、いたしかたない。
そこで、火力アップはさておき、トランギアで得られた熱を無駄にしない方法。
安月給で苦しい家計を遣り繰りするのと同じ、入りが少なければ出も少なくすれば良い。

鍋にフタをするだけで、湯の沸く時間は早くなる。
それは鍋の中の熱が、フタに遮られて逃げないからだ。
だから、鍋にフタをするのは鉄則である。

では、ゴトク風防の場合はどうするか。
屋外では風があってあたり前と前に言ったが、フタをした鍋でも風に吹かれると冷える。
なにも屋外に限った事ではない、室内でも熱いコーヒーが時間の経過でぬるくなる。
つまり、ゴトク風防では鍋を冷やさない構造を考える事になる。

鍋を風防で覆う事、これが一番簡単なやり方。
ゴトクの上に、鍋より一回り大きいカバーを付けてしまうのだ。
すると、鍋の外側が外気と遮断され、さらにトランギアの炎が鍋の側面に沿って燃え上がる。
なるほど、これならトランギアの熱を無駄なく使う事になる。



これは三角ゴトクに丸いカバーを作って取り付けたもの。
単に丸いカバーで覆ったのではない、丸カバーの底面は風が入り込まないよう塞いである。
この時点では、丸カバーの底面を塞いだだけ。
http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/333/

その後に三角ゴトクの改良をして、トランギアを乗せる部分も塞ぐ構造にした。
http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/340/



ちょっとした細工で、とても風に強くなり熱の効率が上がったようである。
しかし、三角ゴトクなので前に述べたような欠点は残っている。
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そして、ここに至って結論が出る。
トランギアを使うなら、トランギアのストームクッカーシステムが良い!



このシステムなら、屋外でも十分に役立つ事だろう。
一まとめになり、ある程度の大きさはあるものの持ち運びに便利である。
価格も決して安くはないが、あれこれ雑多な物を集めても同じような金額になる。
僕は暇つぶしの実験を楽しんで自作をしたのだが、実用本位ならストームクッカーを買うのが一番だと思う。

アウトドアやキャンプ料理というとやたら洋風が多いが、下の記事のように和風も出来る。
http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/1461/

また、大きいと言ってもショルダーバッグに入る。
写真の右側の物がストームクッカーである。
左はトレック900で、大きさの比較のために一緒に入れてある。



http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/1451/
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なんだかんだと書いてみたが、やはりトランギアを使うなら・・・
それはストームクッカーで完結すると、改めて思った次第である。

拍手[0回]

YouTubeを見ていたら、トランギアのメスティン TR-210 を使っていた。
それで気付いた事があり、やはりそうかと思った。

エスビットかアルコールバーナーか忘れたが、炎が当たったところが変色していた。
少しだけ虹色のような焼けというか・・・

僕はこのTR-210を使った事がないが、ご飯炊きに使う人が多いようだ。
固形燃料で簡単に炊飯が出来るとの事で、キャンプ動画にたくさん投稿がある。

汁物を作るなら焼けた色が出るほど鍋底の温度が上昇しないだろうが、炊飯となると空焚きとは言わないが、それなりの高温になるのだろう。
なにしろ、鍋底の水分が無くなるまで加熱する事になるのだから。

TR-210の肉厚がどのくらいか知らないが、話では薄いとも聞く。
すると変色が出るような使い方を続けると、あんがい穴が開いたりするのかな?

ここまで、去年の暮れ12月26日に書いたもので、下書き記事で保存してあったもの。
以下は、今日3月5日に書いたもので、合わせて3月5日に公開記事として投稿した。
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TR-210、特に欲しい物ではないが・・・
試しに買ってみようと思い、一昨日の晩に注文した。
初めてコンビニ受け取りにしたが、面倒なので未だ引き取りに行っていない。
場合によるが、コンビニ受け取りも重宝なものだ。
普通の配達なら配送業者従いで、こちらが都合を合わせるしかないからな。

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