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yuz_ブログ  >>  思い出

僕の毎日を、思い出として書き残す。
何一つ役立つものはないが・・・

ずっと前に、十年以上前に描いた絵がある。
タブを使って描いたのだが、元の絵はとっくに紛失してしまった。
小さく印刷して壁に貼っておいたが、ウサギの絵だけはなんとか見える。
他の絵は色褪せてしまい、肉眼で見えるが写真撮影は無理な状態だ。

僕にはまったく絵心がないので、思いつくままデタラメに描いている。
ペインターソフトはタブとセットで販売されていたもので、市販のマニュアル本も付いていた。
マニュアルも読まずに、さっそく描いたのが長靴の絵であるが・・・
当時はもちろん、今になって見ても腹が痛くなるほど可笑しい絵であった。



数日して使い方に慣れたので、息子が飼っていたウサギを描いてみた。
まぁ、なんとか絵らしくはなって来たが・・・
その後は、たまに絵を描いてみたが上達はしなかった。
いつしかタブは部屋の隅で、ホコリをかぶって忘れ去られていった。



このウサギは、壁に貼って色褪せた絵を写真に撮ったもの。
A4紙一枚に5つの絵を印刷してあるが、他の絵は褪色が激しくて撮影不可だった。

それにしても、やはり僕には絵を描くなんて無理な事であったと思い出している。

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記 : 剃刀
馬鹿とハサミは何とか・・・
ようは、使い方次第だという事だと思うが。

馬鹿はともかく、ハサミより剃刀の方が切れ味が良いかと?
いや、そうでもない。
ハサミを上手に研げば、剃刀と変わらぬ切れ味になる。
だが、いかにもハサミでは髭を剃りにくい。
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僕は大昔に、剃刀を自分で研いで使っていた事がある。
よく床屋で使う、折りたたみ式の剃刀である。
あの剃刀にも種類があり、いろいろな呼び方で区別されていた。

僕の剃刀は何と言うのか、もう忘れてしまったが・・・
外国製の人形マークの剃刀よりも、ちょっと安い物であった。

剃刀を使うには、砥石が必要である。
今のように替え刃ではないので、砥石を使って研ぐ事になる。
だから剃刀だけでなく砥石も必要で、砥石がけっこう高価なのである。
そして、「なぐら」という、砥石を撫で付ける別な砥石もなくてはならない。
人形マークの剃刀にまで手が出なかった理由は、砥石に金がかかったから。
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研ぎ方は、リズミカルに八の字を描くように軽く・・・
動作は簡単に覚えられるが、なかなか切れ味が良くならなかった。
ルーペで刃先を見ても、素人の目にはよく分からなかった。
やがて知らないうちに、それなりに切れるようになっていたと思う。
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いつの間にか、その剃刀を使わなくなり、電気剃刀になっていた。
以来なん十年か経ち、使い捨ての貝印の剃刀を使う事があった。
久しぶりに剃刀を持って緊張したのか、刃を当てただけで顔に傷を付けてしまった。
いや驚いた、なんで・・・
たしかに久しぶりではあるが、それはないだろうと?

使い捨て剃刀の柄の形が、僕には合わなかったのだろうか。
なにしろ真っ直ぐな柄であり、小指の居場所が?
でも、昔はそれでも貝印の使い捨てを使った事もあるし、納得できなかった。

だが、もう再挑戦するような気はなかった。
また失敗したら、傷だらけになってしまうし。
顔の傷が痛痒くてヒリヒリして・・・

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記 : 不登校の話
十年以上前の、息子が中学生の頃の話である。
近所の同級生が、不登校になった事がある。
不登校と言っても、部屋に閉じこもりでもなく、適当にブラブラしていたようだ。
息子が遊びに行くと、普通の態度で遊んでいたようである。
まぁまぁ、健康的な不登校と言うか、原因は分からないのだが・・・

そんなある日の事、息子が遊びに行くと暫くして母親が顔を出したそうだ。
なにやら話をしていたが、そのうちに「本人の気の済むまで、一年でも二年でも学校へ行かなくても良い」
と、そのような事を言ったとか。
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他人の事を笑っては良くないが、面白かったのが数日後である。
家が近くなので・・・
母親が大声で、何か怒鳴っているように聞こえて来た。
家が近いと言っても50m位は離れているので、細かい事までは聞き取れない。
何を怒鳴っているのかな位に思っていたのだが???

翌日、不登校をやめて学校へ行ったそうである。
本人の気が済むまで一年でも二年でもと言ったのは、何だったのだろうと。
僕と息子は顔を見合わせて、ニヤニヤしてしまったのだ。
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今でも、ニュースなどで不登校の話があると思い出す。
そして、あの時の母親は何を言ったのだろうかと、息子と二人で想像をするのである。

僕の息子は学校が大好きで、高熱があっても学校へ行きたがり困らせた。
不登校とは縁がなかったので、僕には不登校の対応が分からない。
ただ、あまり放置しておくのも良くないのかなと思う。

ん~~~、学校へ行かなくとも、悪さをしなければ良いか?
やはり、僕には分からないや。

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最近、ミシンに熱心な人のブログを見て思い出した。
僕が子供の頃に、ミシン糸の糸巻き芯を使った玩具を作った。
糸巻き芯の穴に輪ゴムを通して止め、一方に割り箸などの棒を付ける。

ただそれだけの作りで、使い方は割り箸をグルグル回してゴムを捻じるだけ。
そのまま床にでも置いて、手を放すとトットットと走り出す。

効果の有無は分からないが、見た目だけはカッコ良く?
糸巻きの外周に歯車のような刻みを入れて・・・

ちなみに、今の糸巻きはプラスチック製だが、昔は木製であった。
 
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ここで、疑問が出てきた。
たしかに我が家にはミシンがあったが、一本の糸を使い切るほど使っていないはずだ。
どこから空の糸巻きを調達したのだろうか???

しばし記憶を辿って・・・
そうそう、ミシン糸を木綿糸の紙製の台紙に巻き取ったのだ。
昔の人はたいがい裁縫が出来たようだが、母も自分の着物は自分で縫っていた。
そして、裁縫箱にはいろいろな糸が入っていた。
使い切った糸の台紙も何枚か残っていて、その台紙にミシン糸を巻き取ったのである。

絹糸、木綿糸、ガス糸、他には何があったのか、思い出せない。
一方でミシン糸は一言で、ミシン糸と言うだけで、種類があるのかさえ知らない。
たぶん、いろいろなミシン糸があるのだろうが・・・

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僕が若い頃に乗っていた自転車は、ペダルに足を固定するトゥクリップを使っていた。
アルファベット大文字「Y」の上の方をグルットU字にした形で、つま先がスッポリ入る。
Yの下方の真っ直ぐな棒の部分には皮ベルトを通して、足の甲を締め上げる。
これで足がガッチリ固定されて、自転車と一体になる仕組みだ。
言葉で説明が難しいので、とある所の写真を借りてきた。



これ、初めて使うにはけっこう不安な仕掛けである。
なにしろ、足がペダルから離れなくなるので・・・

初めは停車した状態で片足を固定して、走り出したところでもう一方をクリップに差し込む。
問題は止まる時である、ベルトを緩くしてあれば抜ける道理なのだが・・・

余裕を持った停車なら、早くから足を抜くのでそれほど難しくない。
だが、とっさの場合には簡単には出来ない、慣れが必要だ。

どういう事かと言うと、クリップから足を抜くには足を後方に引かなければならないからだ。
左右どちらの足を地面に着くとしても、足を横方向に出すのが普通だと思う。
それを、足を後方に引かなければ足が抜けないので、いわば二段階動作になる。
これはもう、体で覚え込まないと・・・
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トゥクリップを使い始めて、そこそこ慣れてきた時に悲劇が起きた。
信号待ちの停車をするために、けっこう手前からいつもどおりに足を抜こうとした。
ところが、靴がクリップのベルトに引っ掛かり・・・
足が抜けなくなってしまったのである。

これはヤバい!
では、反対側の足をと思っているうちに、速度は止まる程に落ちていて間に合わない。
スローモーションのように時間が流れて、顔が道路に近づいていく。
静寂な時間が過ぎていく・・・

一瞬、何が起こったのか分からない。
夢のような気持ちの後で、周りの音が聞こえ始めた。

ああ、そうか転んでしまったのだ!

すぐに、格好悪い事になってしまったと思った。
幸いにも歩道側に倒れたので、後続車に轢かれる事もなかったが。
腕や足にはスリ傷が出来て、しかも打撲の痛みが感じられた。

なるべく人と顔を合わせないように、そぉ~っと走り去る。
それから一番近い路地に、さもあたり前のように曲がった僕がいた。
人目を避けた僕は体の傷を確かめて、見かけが大した事がないので安心した。
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当時、僕の住む町でトゥクリップを使っていた者は二人しかいなかった。
一人は僕で、もう一人は自転車好きな自転車屋のオヤジである。
その数年前には競輪上がりの人が一人いたが、その頃には乗っていなかったと思う。
競輪上がりの人はブレーキがない自転車だったので、極めつけ難しいだろうと僕は思っていた。

ともかく、格好悪い事になってしまったと、体よりも心の痛手が大きかった。
たくさんの人がトゥクリップを使っていたなら、転倒する人もよく見かけただろうに。
それが、町で二人しかいないのでは・・・
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この時の転倒の原因は不慣れは言うまでもないが・・・
一つはトゥクリップのベルトの緩め方が足りなかった事。
それと、履いていた靴が不適切であった事だ。
幅広な作りのエード革靴で、靴紐の部分が盛り上がっていた。
トゥクリップの皮ベルトは、靴に当たる側は皮の裏になり、そこにスエードでは滑りが悪い。
これでは引っ掛かって当然で、抜けにくいはずだ。

その後トゥクリップにすっかり慣れ、少々抜けにくい靴でも落ち着いて対処できるようになった。
サンダルなども抜けにくいが、というよりサンダル履きはどうかと思うが。
それでも、上手くあしらえるようになった。

もし、今トゥクリップを使ったらどうなるだろうか?
たぶん、大転倒して・・・!

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焚き火をしていたら、庭木に燃え移った事がある。
針葉樹のコルムナリスの近くで焚き火をしたのだが、しばらくすると・・・

落ち葉を集めた小さな焚き火なら大丈夫だったか?
枯れ枝やら、その他をガンガンと燃やしていた時の事。
庭木から2mくらい離れていたと思うが、けっこう火が高くてなっていた。
10分間ほど経った時に、ババババッッチと音がして一瞬にして庭木が燃え上がった。

高さが3mほどのコルムナリス、いつでも深緑色をした葉があった。
細長い三角錐の樹形で、見ようによっては炎の形とも言える。
それが、あっという間に本当に炎になってしまった。

あわてて水道のホースで水をかけて消火、他のコルムナリスの延焼を食い止めた。
何本も並べて植えてあるので、次々に燃え移ったらとんでもない事になる。
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家の周りに針葉樹を植えるのは間違いだと、つくづく思った。
そう言えば何かの本で読んだ事があるが、防火用に適した木があるとか。
生け垣や庭木は、よくよく考えて植えなければならないなぁ。

その後、燃え上がったコルムナリスは枯れてしまった。
また、他のコルムナリスも何本か枯れて・・・
最後は三本しか残らず、しかも台風で傾いたので切り倒した。

コルムナリスやゴールドクレストは、けっこう気難しくて。
やっと根付いたのに・・・

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